アサヒカズラ

アサヒカズラの花
写真 アサヒカズラ
撮影時期 2023.10.1
栽培状況 鉢植え

科名

タデ科

属名

アンティゴノン属

学名

Antigonon leptopus

園芸分類

多年草

別名

クイーンネックレス
ニトベカズラ

原産地

メキシコ

主な用途

鉢植え(庭植え)

花期

7〜10月

【アサヒカズラについて】

アサヒカズラは、園芸店やホームセンターなどではクイーンネックレスという名前でも販売されているメキシコ原産のタデ科のつる性の多年草です。耐寒性が弱いですが、気温が上がると生育が旺盛になりつるがよく伸びます。

耐寒性が弱いことから通常は鉢植えで育てますが、無霜地域やそれ以外の温暖地でも十分に霜除けをすれば暖地でも庭植えができます。

【栽培メモ】

鉢植えで、あんどん仕立てにして育てましたが、丈夫で、栽培は容易でした。もっとも、あまり大きな支柱でなかったので、つるを持て余してしまいました。

【育て方は下へ ↓ 】

【アサヒカズラの概要】

草丈

沖縄あるいは温室など1年中暖かいところであれば、つるが旺盛に伸び10mにもなるようです。もっとも、無霜地域を除くと、鉢植えであんどん仕立てにする場合が一般的ですので、そこまでは伸びません。

花のように見えるのはガクの部分ですので、長く楽しめます。花色はピンクのほかに白花があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐寒性が弱く、霜に当てると大きなダメージを受けます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Antigonon・・・・・ギリシャ語の anti (・・に対する) + gonia (角)が語源です。
※ 定かではありませんが、ジグザクに曲がる茎に由来するとされています。

leptopus・・・・・「細い茎の」

【主な種類と品種】

ピンクの花が一般的ですが、花色には濃淡があります。また、白花もあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 鉢植えで育てている場合は、夏場、鉢土が乾燥しすぎないようにします。

植え付け

耐寒性が弱いので、無霜地域以外は鉢植えで、あんどん仕立てにして栽培します。つるがよく伸びますので、大きめの支柱を使います。

冬が来る前に掘り上げるなら、庭植えができます。庭植えにするときは、フェンスやネットに絡ませていきます。

アサヒカズラの花

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

置き場所

日当たりのよいところで育てます。

植え替え

冬を越した株は、毎年、4月頃に植え替えるようにします。

日常の管理

鉢植えで育てている場合は、夏場、鉢土が乾燥しすぎないようにします。

冬の管理

霜に当たるとダメージが大きいので、鉢植えは室内に取り込みます。庭植えにしている場合は、暖地では、十分に霜除けをすれば冬を越しますが、その他の地域では、鉢に取りこんで、同様に暖かいところに置いて冬を越すようにします。

肥料

生育が旺盛ですので、生育期間中は、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。

病気・害虫

葉の食害に注意します。

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