アーモンド

アーモンドの花
写真
撮影時期
栽培状況

科名

バラ科

属名

モモ属

学名

Amygdalus dulcis

園芸分類

落葉高木

別名

ヘントウ(扁桃)

原産地

西アジア

主な用途

庭植え

花期

3月

【アーモンドについて】

アーモンドは西アジア原産のバラ科モモ属の落葉高木です。ナッツとして食用にされるのは果実の核の中にある仁と呼ばれる部分です。モモは果肉を食べますが、アーモンドは果肉の部分は食べてもおいしくありません。

もともと西アジアの乾燥した地域の原産であることから、アーモンドを果樹として栽培するには梅雨のある日本の気候は適していません。そうしたことから、果樹としてよりも花の観賞目的で栽培されることも少なくありません。

なお、アーモンドはサクラ属とされる場合もあります。花がサクラに似ていますが、サクラは花柄が長いのに対してアーモンドは花柄が短く枝にくっついて咲いているように見えます。

【栽培メモ】

花を楽しむために植えていますが、生育はまずまず順調です。

【育て方は下へ ↓ 】

【アーモンドの概要】

樹高

5〜6mほどになります。

葉に先だって花径3pほどのサクラに似た花が咲きます。花色は白または淡い桃色です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性がありますが、早春に咲く花が寒さで傷むことがあります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

※ (果実を収穫するのは)やや難しい: 

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Amygdalus・・・・・アーモンドの古代ギリシャ名に由来します。

dulcis・・・・・「甘い」

【主な種類と品種】

アーモンドは、核の皮が堅い堅核種と核の皮が薄い軟核種に大別されます。食用にされるのは軟核種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ アブラムシが付きやすいので、早めに薬剤を散布します。

植え付け

11〜12月もしくは2月の落葉期に植えつけます。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付ける際は、深植えにならないようにし、接ぎ木部分が地上に出るようにします。

植え付け後は、たっぷりと水やりをして風で苗木がぐらつかないように支柱を立てておきます。

植え場所

日当たりと水はけのよいところを選びます。土質は特に選びませんが、水はけがよくないところへの植え付けは避けるようにします。

剪定

落葉期に、枯れ枝や混みあった枝を切り除き、特に伸びすぎて樹形を乱している枝を切り詰めておきます。

肥料

10〜11月に施肥します。油カスに化成肥料を等量に混ぜたものを株元に施します。

もっとも、花を観賞するだけなら、果実を収穫する必要もないので多肥にする必要はありません。また、ある程度の大きさになったらそれほど肥料を与えなくてもよく咲いてくれます。また、

病気・害虫

アブラムシが付きやすいので、見つけたら早めに薬剤を散布します。

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