アメリカナツツバキ

アメリカナツツバキの花
写真
撮影時期
栽培状況

科名

ツバキ科

属名

ナツツバキ属

学名

Stewartia malacodendron

園芸分類

落葉中木

別名

シルキーカメリア

原産地

北米南東部

主な用途

庭植え

花期

5〜6月

【アメリカナツツバキについて】

アメリカナツツバキ(アメリカ夏椿)は、北米南東部原産のツバキ科ナツツバキ属の落葉低木です。この属の中では、雄しべが濃い赤紫色をしているのが特徴です。

ところで、フランクリン・アラタマハ(Franklinia alatamaha)もアメリカナツツバキと呼ばれますが、こちらはナツツバキ属ではなく、開花期は夏になります。

【育て方は下へ ↓ 】

【この花の概要】

樹高

4〜5mほどになります。

花径7〜9cmほどの5弁の白花で、雄しべが濃い赤紫色です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

比較的耐寒性がありますが、東北地方南部以南が適地とされています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

(確認中です)

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Stewartia・・・・・・・・・・イギリス人の政治家で植物愛好家の J. Stewart への献名

malacodendron・・・・・ギリシャ語の malaco(柔、軟)+ dendron(木)が語源です。

【主な種類と品種】

同属には、ナツツバキヒメシャラなどがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 剪定は、自然な樹形を保つように行うのが基本です。

植え付け

11〜12月、もしくは2月〜3月上旬頃が植え付けの適期です。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え場所

日当たりのよいところに植え付けますが、乾燥を嫌いますので、できれば西日が遮れるところが適しています。

剪定

1〜2月に剪定をします。自然な樹形を保つのが基本ですので、高さをそろえて一律に切るような剪定は避けるようにします。

そして、不要な枝は、付け根から切るようにします。途中から切ると、切り口から新しい枝が出てきて雑然とした樹形になってしまいます。

また、伸びすぎた枝を切り詰めたり、逆枝、立ち枝、下がり枝、平行枝、車枝などを切り取って樹形を整えます。

肥料

植え付けて2年ほど経つと十分に根を張りますので、やせ地でない限り特に肥料を与えなくても問題はありません。与えるなら、1〜2月に油かすと緩効性の化成肥料を等量に混ぜたものを株元にばらまきします。

病気・害虫

チャドクガの被害を受けることがあります。

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