アンテミス

アンテミスの花
写真 'テットワース'
撮影時期 2005.5.15
栽培状況 庭植え

科名

キク科

属名

カミツレモドキ属

学名

Anthemis

園芸分類

多年草

別名

(特にありません)

原産地

ヨーロッパ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜10月

【アンテミスについて】

アンテミスというのはカミツレモドキ属のことで、ローマカミツレ属(Chamaemelum)とされることもあります。この属の中では、ダイヤーズカモミールがよく栽培されますが、それ以外の種は栽培されることはそれほど多くはありません。

その中では、'テットワース'を見かけることがありますが、本種は、ダイヤーズカモミールとプンクタータの亜種のクパニアナ(A. punctata subsp. cupaniana)の種間交配種とされています。なお、カミツレモドキ(Anthemis cotula)は、ヨーロッパ原産の雑草です。

【栽培メモ】

、'テットワース'の苗を購入して午後から日陰になる庭に植えていました。株も大きくなり花もよく咲いてくれました。ただし、花後に切り戻しをすればよかったのですが、遅れたため蒸れてしまい短命に終わったように記憶しています。

【育て方は下へ ↓ 】

【アンテミスの概要】

草丈

40〜50pほどになります。

'テットワース'と'スザンナミッチェル'は、咲き始めは淡いクリームの花が咲きます。

アンテミスの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 比較的強い

耐寒性は強く、耐暑性も比較的ありますが、夏の高温多湿をやや苦手とします。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Anthemis・・・・・ギリシャ語の anthemon(花)が語源です。

punctata・・・・・「細かい点のある」

【主な種類と品種】

'テットワース'

ダ銀色がかった美しく切れ込んだ葉が特徴です。花茎が長く伸びて、クリーム色から次第に白色になります。

'スザンナミッチェル'

本種も種間交配種と言われていて、淡いクリーム色の花が咲きます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 梅雨入りの頃に切り戻しをしておきす。

植え付け

花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。

鉢植えの場合は、株が大きくなりますので、大きめの鉢やプランターに植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

アンテミスの花

植え場所・置き場所

夏の高温多湿をやや苦手としますので、午後は日陰になるようなところが適しています。夏の西日が当たるようなところは避けるようにします。

鉢やプランターも秋から春は日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

梅雨入りの頃に切り戻しをして、株が蒸れないようにします。

夏の管理

鉢やプランターは、初夏になったら半日陰で、夏は明るい日陰に置くようにします。

冬の管理

耐寒性がありますので、霜除け等は必要ありません。

肥料

それほど多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、植え込み時に緩効性の化成肥料を入れて庭土とよく混ぜておきます。

鉢やプランターで育てる場合は、生育期間中に緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。

病気・害虫

暖かくなってくるとアブラムシが付くことがあります。

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