アメリカハナノキ |
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【アメリカハナノキについて】 |
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アメリカハナノキは、米国北部やカナダに自生するカエデ科カエデ属の落葉高木です。紅葉の大変美しい樹種として知られていて、最近、植栽が増えています。寒冷地は勿論のことですが、温暖地でも比較的きれいに紅葉すると言われています。 紅葉の美しさは言うまでもありませんが、ハナノキと呼ばれるのは、早春に、葉が開く前に赤い花が咲くことに由来しています。 日本には、主に木曽川流域の山地の湿地に近縁種のハナノキ(Acer pycnanthum)が自生してますが、樹高が15〜30mにもなるためか、庭木としての植栽は少ないようです。 【栽培メモ】 まだ木を植えてからそれほど間がないですが、生育は比較的順調で、花も咲き始めました。ただし、台風やその影響の強風で葉が傷みますので、なかなか美しい紅葉を見るところまでいきません。 紅葉を期待するなら、台風などの強い南風が当たらない家の北側がよかったのかなと思っています。 |
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【アメリカハナノキの概要】 |
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樹高 5〜8mになりますが、剪定をすれば3mほどに収まるようです。 花 雌雄異株で、葉が展開する前に紅色の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Acer rubrum 学名の説明 Acer・・・・・カエデの1種のラテン名に由来します。 rubrum・・・・・「赤い」 |
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【主な種類と品種】 |
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'オクトーバーグローリー' という品種が販売されています。また、'レッドサンセット'という品種もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント 自然と樹形をつくっていきますので、あまり手を入れる必要はありません。 植え付け 木が大きくなりますので庭植えにしますが、枝がよく広がりますのでかなりの空間が必要になります。植え付けは、10〜11月若しくは2〜3月頃に植えつけます。 苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え場所 日当たりのよい場所を選びますが、温暖地の場合は夏の強光で葉が傷むことがありますので、夏の西日が長く当たるところは避けた方が賢明です。 もっとも、植える適地がなく1日中日の当たる場所に植えていますが、木自体にはさほど影響はありません。 日常の管理 強い乾燥を嫌いますので、夏場、からからの天気が続くようなら庭植えでもたっぷりと水やりをします。 果実は中の写真のようにプロペラ状の翼がありますが、しばらくそのままにしていたら木の負担になったのか葉の展開が遅くなったように思います。 剪定 自然に樹形をつくっていきますので、スペースさえあれば基本的に剪定はさほど必要ありません。 肥料 1月ごろに寒肥として、有機質肥料を施します。 病気・害虫 カミキリムシに注意します。 |
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