アカマツリ |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【アカマツリについて】 |
|||||||||||||||||||
アカマツリ(赤茉莉)は、中国南部から東南アジア原産のイソマツ科ルリマツリ属の低木です。ルリマツリの近縁種で、ルリマツリが青色〜薄青色の花色であるのに対し、本種は赤い花が咲くところからアカマツリと呼ばれます。 ルリマツリと同様、耐寒性が弱いことから通常は鉢植えで育てますが、温暖化が進んできたことから関東以西の暖地では、霜除けをすれば庭植えで冬を越せるようになってきています。 【栽培メモ】 鉢植えで育てていますが、まだ小さな木ですので庭植えにはしていません。木がもう少し大きくなったら庭に降ろしてみる予定です。 アカマツリの開花時期は一定ではなく、初夏から秋の終わりまで不定期に咲きます。上の写真は11月になって咲き始めたものです。 |
|||||||||||||||||||
【アカマツリの概要】 |
|||||||||||||||||||
樹高 1mほどになります。 花 花茎を長く伸ばして、花径2pほどの赤い花が穂状に咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が弱く、5℃は必要とされています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Plumbago indica 学名の説明 Plumbago・・・・・鉛を意味する plumbum が語源です。 indica・・・・・「インドの」 |
|||||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
|||||||||||||||||||
近縁種にルリマツリがあります。 |
|||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
|||||||||||||||||||
植え付け 夏になると園芸店やホームセンターに苗木が出回るようになりますので、これを買って育てます。耐寒性が弱いので、通常は鉢植えで育てます。 3〜4号ほどのポリホットに植えられていることが多く、根詰まり気味になっていますので早めに5〜6号ほどの鉢に植え付けます。 関東以西の温暖地では、霜除けをすれば庭植えが可能ですが、木が小さく根の張りが十分でないと耐寒性が劣りますので、まずは鉢植えで育て翌年の春に植え付けた方が無難です。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 鉢植えの場合は、日当たりのよいところで管理します。関東以西の温暖地で庭に植える場合は、北風の当たらない家の南側に植えつけます。 植え替え 鉢植えの場合は、根がよく伸びますので、毎年植え替えた方がよく咲いてくれます。 植え替えの際は、古い土を半分ほど落として、一回り大きい鉢に植え替えます。時期は、4〜5月が適期です。 日常の管理 鉢植えの場合は、乾燥させすぎないように、特に夏場の水やりを忘れないようにします。 そのままではあまり分枝しませんので、枝が伸びてきたら一度切り戻しをして枝数を増やすようにします。 冬の管理 鉢植えの場合は、切り戻しをして、温暖地であれば軒下の霜の当たらない場所に、寒冷地の場合は室内に取り込みます。冬場は、成長が止まりますので、水やりはごく控えめにします。 庭植えの場合は思いきって切り戻しをして、しっかりと霜除けをしておきます。 肥料 鉢植えの場合は、生育時に緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回ほど置肥をします。庭植えの場合は、春と秋に緩効性の肥料を木の周りに施します。 病気・害虫 アブラムシやハダニが付くことがあります。また、アオバハゴロモの幼虫を見つけたら払い落としておきます。多いときは薬剤散布をして駆除します。 |
|||||||||||||||||||
このページのトップに戻ります。一覧に戻ります。 |