アサガオ(朝顔) Ipomoea nil

アサガオの花
写真 アサガオ
撮影時期 2016.8.7
栽培状況 タネまき後、庭植え
科名・属名

ヒルガオ科
サツマイモ属

園芸分類

春まき一年草

別名

(特にありません)

原産地

中国西南部、ヒマラヤ山麓
(異説あり)

用途

鉢植え、庭植え

花期

7〜9月

【アサガオについて】

アサガオが中国から日本に入ってきたのは、平安時代初期と言われており、源氏物語にもアサガオのことが出てきます。その後、観賞用の花として庶民に親しまれ、広く栽培されるようになったのは江戸時代以降のことです。

ところで、アサガオの原産地は、中国西南部からヒマラヤ山麓とされてきましたが、最近の研究ではアメリカ大陸が有力視されているようです。

さて、アサガオの最大の魅力は、暑い夏、朝早く起きて花を楽しめることに尽きます。アサガオづくりを本格的につくっている人のマネはなかなかできませんが、いろいろと楽しめるところがアサガオの魅力です。

鉢植えは水やりがたいへんですが、場所さえあれば庭に植えてネットなどに這わすと簡単に楽しめます。

栽培したところでは、手間を少々かければ大変よく咲いてくれます。ただし、ネットに這わして、存分に咲かせようと思いつつ、他の作業に追われて、誘引作業まで手が回らずなかなか思うに任せないのが現状です。

【花の特徴と性質】

アサガオの花

草丈

つる性で、行灯仕立てのほかネットやフェンスに絡ませて楽しみます。

サンスマイルなどのつるが伸びないタイプもあり、こちらの方は草丈は20p程度ですので鉢植えで楽しめます。

大輪系、変化咲き系、キキョウ咲き、采咲きなどいろいろな花形があります。色は、白、桃、赤、紫、青紫などがあり、大輪になると花径が20pを超えます。

名前のとおり朝早く開き、昼までにしぼみ始めます。

耐寒性・耐暑性

暑さに負けず、夏の朝を楽しませてくれます。

学名の説明

Ipomoea・・・・・ギリシャ語の ipo(イモ虫)+ homoios(似た)が語源です。
※ コイルのような花蕾に由来しています。

nil・・・・・アサガオのタネのアラビア語に由来します。

【主な種類と品種】

つるがよく伸びる品種はネットに這わせるのに向いています。また、つるがあまり伸びないタイプは、アンドン仕立てに向いています。

暁シリーズ

大輪系、つるがあまり伸びないので行灯仕立てに最適です。

サンスマイル

つるが伸びないタイプで、鉢やプランターに最適です。

曜白

花径7pの中輪系です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

発芽適温が25度と高温なので、4月下旬〜5月にまきます。以前は、タネに少し傷を付け、一晩水に浸してまいていましたが、最近は発芽処理をしたタネが売られていますので、面倒なことをせず、そのまままけます。

ポリポットに直接まく方が管理が簡単です。1袋のタネの数が多くないのと発芽がよいので、ポットに1〜2粒ずつタネをまいて1pほど覆土をします。複数のタネをまいた場合は、生育状況を見ながら間引きし、丈夫な苗を1本残します。

庭植えで、ネットなどに這わす場合は直まきもできます。30cm間隔で2〜3粒ずつまいて、発芽後、苗の生育状況を見て、丈夫な苗を1本残して、ほかは間引きします。

アサガオの花

植え付け

ポットにまいた場合は、根がポットの底に回ったら、花壇やプランターなどに定植します。

気温が上がってくると、つるがどんどんと伸びていきますので、ネットや支柱は早めに準備しておきます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライトを5:4:1程度に混ぜた用土などを使います。

株間

庭に植えるときは、30p程度とします。60cmの標準のプランターの場合は2〜3本、鉢植えの場合は7号鉢に1本が目安です。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけ、風通しのよいところに植え付けます、鉢やプランターも同様、日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

行灯仕立ては、本葉が8〜9枚出たときに、6枚を残して摘心します。2〜3本の子づるが出てきますので、20pくらいに伸びたときに、一番蕾のつきがよいつるを1本残して、他は切り捨てます。残したつるを支柱に巻き付けていきます。

ネットに這わすときも、5節ほどところで摘芯をして、枝数を増やすようにします。

咲き終わった花をそのままにしておくと見栄えがとても悪くなりますので、早めに取り除いておきます。

肥料

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、植えつけ後、2〜3週間ほどしたら液肥を1週間に1回程度与えるか、月に1回程度固形肥料を追肥します。

アサガオの花

用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。

庭植の場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を施します。後は、追肥はそれほど必要としませんが、生育がよくないときは株元に化成肥料を与えます。

病気・害虫

葉や花をアオムシやヨトウムシに食べられることがあります。

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