ルリマツリモドキ

ルリマツリモドキの花
写真 ‘ブルーサファイア’
撮影時期 2014.9.18
栽培状況 鉢植え

科名

イソマツ科

属名

ルリマツリモドキ属

学名

Ceratostigma plumbaginoides

園芸分類

落葉小低木

別名

(特にありません)

原産地

中国北部

主な用途

鉢植え

花期

9〜11月

【ルリマツリモドキについて】

ルリマツリモドキは、中国北部原産のイソマツ科ルリマツリモドキ属の落葉小低木です。名前にルリマツリと付いていますが、ルリマツリとは属が異なっていて、ブータンルリマツリが近縁種です。

ルリマツリ同様に花期が長く、初夏から秋にかけて咲く鮮やかなブルーの花がとても美しいので魅力があります。ルリマツリほどは枝が伸びずコンパクトに育ちますので、鉢やプランターなどで育てるのに向いています。

【栽培メモ】

耐寒性が比較的強く、軒下で冬を越しています。ルリマツリよりもブルーの花色が冴えていますので、モドキとされたのはかわいそうな気がします。

【育て方は下へ ↓ 】

【ルリマツリモドキの概要】

樹高

20〜50cmほどですし、生育がゆっくりですので鉢植えやプランター栽培にも適しています。

花径2pほどで、美しい青紫色の花が咲きます。

ルリマツリモドキの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐暑性があり、また、耐寒性も比較的強く、ルリマツリより耐寒性があります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Ceratostigma・・・・・ cerato(角)+ stigma(柱頭)が語源です。

plumbaginoides・・・・・「ルリマツリに似た」

【主な種類と品種】

同属にブータンルリマツリがありますが、混同されることがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 鉢植えの場合、水切れすると株が弱りますので注意します。

植え付け

開花株が園芸店やホームセンターなどで販売されていますので、通常は、これを買って育てます。寒さの厳しいところでは、鉢やプランターでの栽培になります。

温暖地では花壇に植えても冬を越しますが、小型の植物ですので、鉢や小さなプランターで育てるのに向いています。

ポット苗で売られている場合が多いですので、根鉢をあまり崩さないようにして植え付けます。

鉢植えの用土

用土は、市販の草花用培養土又は赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土が一般的です。

ルリマツリモドキの花

植え場所・置き場所

花壇に植えるときは、水はけがよく日当たりのよいところに植えつけます。半日陰でも大丈夫です。

鉢やプランターも日当たりのよいところに置いて育てますが、夏は乾燥を防ぐ意味からも半日陰に置きます。

植え替え

鉢やプランターは、毎年もしくは2年に1回、春又は秋に植え替えをします。植え替えを怠ると、根詰まりして花が咲かなくなってきます。

日常の管理

土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。水切れすると株が弱りますので注意します。

冬の管理

比較的耐寒性がありますので、温暖地では、葉を落としてしまうものの庭で冬を越します。

鉢やプランターは、軒下の霜の当たらないところに置きます。

肥料

植え付け時に緩効性肥料を与え、花期が長いので、追肥として定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、もしくは1ヶ月に2回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にないようです。

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