ローダンセマム Rhodanthemum spp.

ローダンセマムの花
写真 ローダンセマム 'アフリカンアイズ'
撮影時期 2006.4.29
栽培状況 苗を購入後、庭植え
科名・属名

キク科
ローダンセマム属

園芸分類

宿根草

別名

(特にありません)

原産地

モロッコ、アルジェリア

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜5月

【ローダンセマムについて】

ローダンセマムはアフリカ原産の宿根草で、以前はクリサンセマム属に分類されていました。一重の白花で、中央が赤紫やブラウンになります。また、葉がシルバーグリーンで美しいのも特徴のひとつです。

栽培したところでは、耐寒性は強いですが、夏の高温多湿を嫌います。写真の株も夏には枯れてしまいましたので、寒地向きの宿根草ではありますが、一年草と思って栽培しても十分に花を楽しむことができます。

【花の特徴と性質】

ローダンセマムの花

草丈

20〜30pほどになります。葉は細かい切れ込みのある銀緑葉で、これもきれいです。

(主な種類と品種を参照)

耐寒性・耐暑性

耐寒性はありますが、耐暑性は弱く暖地の夏越しは難しいと言えます。

学名の説明

Rhodanthemum・・・・・ギリシャ語の Rhodon(バラの、バラ色の)+ Anthemon(花)が語源になっています。

hosmariense・・・・・モロッコのテトゥアン近くの Beni Hosmar(地名)に因みます。

gayanum・・・・・19世紀のフランスの植物学者 Jacques Gay に因みます。

【主な種類と品種】

ホスマリエンゼ
R. hosmariense

花径5〜7p程度のデージーに似た白花を咲かせます。特に、この花のつぼみの状態がたいへん魅力的です。(写真中)

アフリカンアイズ
R. hosmariense ‘African Eyes'

ホスマリエンゼの園芸種です。草丈は20〜30p程度で、白花で中央がブラウンです。

マウイ
R. gayanum

マーガレットに似た花径3〜4pほどの花です。花色はピンクが一般的です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

庭植もできますが、株がさほど大きくなりませんので鉢やプランターで育てるのに向いています。園芸店やホームセンターなどでは、春先にポット苗が販売されていることが多いようですので、これを買って育てます。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植えるときは、植えつけ前に苦土石灰を撒いて、庭土とよく混ぜておきます。1週間ほどしたら、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ローダンセマムの花

鉢植えの用土

鉢やプランターに植えるときは、赤玉土、軽石、バーク堆肥(腐葉土)を5:2:3程度に混ぜた用土などを使います。

株間

庭植えの場合は、15〜20pほどにします。鉢植えの場合は5号鉢に1株植えつけます。

植え場所・置き場所

夏の高温多湿を嫌いますので、庭植えの場合は、午前中のみ日が当たるようなところ、あるいは夏は半日蔭になるようなところに植えつけます。

鉢植えは、秋から春は日当たりのよいところに、夏は半日陰に置いて育てます。

植え替え

暖地では夏越しが容易ではありませんが、鉢やプランターに植えた株が夏を越すことができたら、秋は10月ごろに、春は3月ごろに新しい用土に植え替えます。

日常の管理

夏の高温多湿を嫌うので、梅雨の長雨に当てないようにし、夏は涼しいところで管理します。

花が終わって梅雨が来るまでの間に、蒸れないように株全体を切り戻しておきます。

冬の管理

耐寒性が強く、暖地では戸外で冬を越します。

鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に水やりをします。

肥料

植え付け時に緩効性の肥料を与えます。後は、春先と秋に緩効性の化成肥料を置肥します

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。その他、夏場の高温多湿で蒸れて枯れることがよくあります。特に、関東以西の暖地ではその可能性が高いです。

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