ロストリンキュラ

ロストリンキュラの花
写真 ロストリンキュラ
撮影時期 2023.10.21
栽培状況 庭植え

科名・属名

シソ科
ロストリンキュラ属

園芸分類

多年草

別名

(特にありません)

原産地

中国

用途

鉢植え(庭植え)

花期

8〜10月

【ロストリンキュラについて】

ロストリンキュラは、中国原産のシソ科の多年草です。枝が長く伸びて、種小名のとおり枝先から花穂が垂れ下がって咲きます。ブッドレアに似ていると紹介されていますが、ミントバームに近いように思われます。

鉢植えよりは庭植えにして大株になるとたくさんの花が咲きますが、耐寒性は0度程度とされていて、さほど強いとは言えないようです。

【栽培メモ】

耐寒性がそれほど強くなさそうなので鉢植えで育てていましたが、鉢植えの場合は生育がゆっくりで3年目になって花が少し咲きました。

その後、庭植えにして、冬が来る前に切り戻しをして、不織布と農ポリで株を巻いて霜除けをしました。その結果、かなり寒い日もありましたが、春になると芽を吹いてきましたので、耐寒性はやや弱いとは言え、それほど弱くはないようです。

【ロストリンキュラの概要】

草丈

1〜1.5mほどになります。

枝の先から小さなラベンダーピンクの花穂が垂れ下がって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐寒性はやや弱く、霜に当たると傷みます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Rostrincula dependens

学名の説明

Rostrincula・・・・・ラテン語の rostrum(くちばし)+ inus(持つ)が語源です。

dependens・・・・・「垂れ下がった」、「ぶら下がっている」

【主な種類と品種】

(未確認です。)

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

耐寒性がやや弱いので、通常は鉢植えで育てます。暖地なら庭植えが可能ですが、1〜2年は鉢植えで育てて充実した株にしてから庭に降ろした方が、失敗が少ないと思われます。

鉢植えの用土

園芸用の培養土、あるいは赤玉土、腐葉土(バーク堆肥)、パーライト(軽石砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

ロストリンキュラ花

植え場所、置き場所

日当たりのよいところで育てます。庭植えの場合は、北風の当たらない家の南側が適しています。

植え替え

鉢植えは、鉢が小さいときは毎年、大きい鉢になれば2年に1回は植え替えをします。時期は、4月ごろが適期です。

日常の管理

過湿を嫌いますので、鉢土の表面が乾いたら十分に水やりをします。

冬の管理

耐寒性がやや弱いので、鉢植えは、霜の当たらない軒下などに移します。水やりは控えめにします。

温暖地の場合は、切り戻しをして、しっかりと霜除けをすれば庭植えで冬を越すことができます。

肥料

鉢植えは、生育期間中は、月に1〜2回程度液肥を与えるか、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。

庭植えの場合は、春と秋に緩効性の肥料を株の周りに施します。

病気・害虫

特にはないようです。

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