ルクリア Luculia pinceana

ルクリアの花
写真 ルクリア
撮影時期 2011.12.10
栽培状況 開花株購入
科名・属名

アカネ科
ルクリア属

園芸分類

常緑又は落葉低木

別名

ルクリア

原産地

インドアッサム地方

用途

鉢植え

花期

11月〜1月

【ルクリアについて】

ルクリアは、インドアッサム地方原産のアカネ科の常緑低木です。花も上品な色合いで魅力があります。また、ニオイザクラという別名のとおり、とてもよい香りがします。

また、花の少ない時期に出回るのもありがたいことです。これで耐寒性があって育てやすければ言うことなしですが、なかなか育てにくので、この点が少し残念です。わたしも、3年目までしか育てたことがありません。

栽培したところでは、花期が比較的長く、香りも楽しめますので、育て甲斐のある花木ですが、日本の気候には全く合っていません。

このため、ちょっとした不注意で枯れることがよくあります。1年ものと考えて花と香りを楽しんだ方がストレスがたまらなくてよいかと思います。

【花の特徴と性質】

ルクリアの花

樹高

現地では大きな木になるようですが、鉢植えで40〜50pほどになっています。

花は、写真のように3pほどの筒の先に、径4pほどの淡いピンク色の5弁花を枝一杯に咲かせます。花は勿論ですが、丸いつぼみもとても魅力があります。濃い花色の品種も出ています。

地域によって開花期が変わりますので、どこでもとはいきませんが、暖地の場合、室内に取り込む時期によって、うまくいけば正月頃に満開にすることも十分可能ではないかと思います。

耐寒性・耐暑性

寒さ暑さに弱いですが、夏は、日陰に近いところに置くことで野市町(香南市)のような暑いところでも乗り切ることができました。冬は花を楽しむためにも室内に取り込む必要があります。

学名の説明

Luculia・・・・・ネパール地方の方言の lukuli swa が語源です。

pinceana・・・・・(※ 不詳)

【主な種類と品種】

花色の濃い品種が出回っていますが、’スイートルビー’(写真中)もその一つです。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

耐寒性が弱いことと、夏の高温多湿に弱いこともあって、鉢植えで育てるのが一般的です。

早ければ10月頃から園芸店などに開花株が出てきますので、これを買って育てますが、開花中でもあり、そのまま春まで育てます。

ルクリアの花

鉢植えの用土

鹿沼土、赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)を等量にしたものなど、水はけのよいものを使います。

置き場所

半日陰程度のところで育てます。また、多湿を嫌いますので、梅雨時や長雨になりそうなときは勿論、それ以外の時でも雨の当たらないところで育てた方が無難です。

植え替え

毎年、暖かくなった5月ごろに植え替えをします。植え替えの際、根鉢をあまり崩さないようにして一回り大きめの鉢に植え替えます。

植え替えの際、根鉢を崩して根を傷めると株が弱ります。

剪定

花が終わったら、枝の半分ほどの高さを目安に切り戻しをします。ただし、園芸店で販売されている株を購入したときは、矮化剤で処理されたものが大半ですので、それほど剪定する必要はないかと思われます。

日常の管理

過湿にならないようにし、鉢の表面が乾いてきてから水やりをします。

夏の管理

夏の高温多湿が苦手ですので、夏場は、半日陰や明るい日陰で風通しのよいところに置きます。また、この時期は、過湿にならないように注意します。

冬の管理

耐寒性がないので、冬は室内に取り込みます。蕾がついてからは、鉢土を乾燥させすぎないようにします。乾燥させすぎると花がすぐにぐったりとなりますので注意が必要です。

肥料

肥料は、植え替え後1ヶ月以上たってから緩効性の化成肥料を与えるか、生育期間中に液肥を月1〜2回与えます。

病気・害虫

たまにアブラムシが付く程度で、病害虫に弱いということはありません。

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