ラベンダー Lavandula

ラベンダーの花
写真 フレンチラベンダー
撮影時期 2007.4.28
撮影場所 明石海峡公園にて
科名・属名

シソ科
ラバンデュラ属

園芸分類

常緑小低木

別名

(特にありません)

原産地

地中海沿岸

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜10月

【ラベンダーについて】

ラベンダーは、地中海沿岸やアフリカなどが原産のシソ科ラバンデュラ属の宿根草です。園芸上は、大きくはフレンチラベンダー(L. stoechas)とイングリッシュラベンダー(L. angustifolia)に分けられます。

花穂の上部にウサギの耳のような苞葉を持っているのがフレンチラベンダーで、耐暑性が強く、耐寒性も比較的ありますので、暖地には適しています。

中の二つの写真は、さぬき満濃公園で写したものですが、管理がよくて、とてもよく咲いていました。

【花の特徴と性質】

ラベンダーの花

樹高

草丈は、60p〜100p程度です。

最近、人気が高まってきたこともあり、白、ピンク、紫、ブルーといろいろな品種が売られています。

(主な種類と品種を参照してください。)

耐寒性・耐暑性

イングリッシュ系は、耐暑性が弱く、その他は比較的強いといわれています。

耐寒性は、イングリッシュ系はとても強いですが、その外はあまり強くありません。

学名の説明

Lavandula・・・・・lavare(洗う)が語源です。
※ お風呂で使用したことに由来します。

stoechas・・・・・「Stoechades(イエール諸島)の」

angustifolia・・・・・「細葉の」

【主な種類と品種】

フレンチラベンダー
L. stoechas

花穂の上部にウサギの耳のような苞葉を持っているのが特徴です。耐暑性が比較的強く、暖地には適しています。

「エンジェル」、「ビリディス(グリーンラベンダー)」、「アボン・ビュー」などが出ています。

イングリッシュラベンダー
L. angustifolia

ラベンダーの代表格で、単にラベンダーという場合は、本種を指します。コモンラベンダーなどと呼ばれます。

「ヒドコート(濃紫色)」が代表的な品種で、その他「ナナロゼア(ピンク)」、「ブルーマウンテン(濃紫色)」などがあります。

ラバンジンラベンダー
L. x intermedia

イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダー(L. latifolia)との交配種で、花付きのよい大型種です。比較的、耐暑性、耐寒性があります。「グロッソ(青紫色)」、「アラビアンナイト(青紫色)」などがあります。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネまきは4月から5月ごろ、鉢又は箱にばらまきします。

発芽、生育ともに遅いのでは秋までにしっかりした苗に育てる必要があります。

植え付け

ラベンダーの花

タネまきが面倒な人は、園芸店でいろいろな種類が売られていますので、好みの品種を入手できます。

鉢植えの用土

赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライト(川砂)を6:3:2程度に混ぜた用土などを使います。

植え場所・置き場所

日当たりがよく、水はけのよい場所を好みます。また、弱アルカリ性の土壌を好みます。

植え替え

鉢植えにしたものは、根詰まりをしてきたら3〜4月頃に一回り大きめの鉢に植え替えます。

日常の管理

多湿をとても嫌うので、プランターなどで栽培するときは、できるだけ雨に当てないようにします。

株をそのままにしておくと、草姿が悪くなりますので、開花後は、大株は株元から三分の一のところから切り取ります。小株の場合は、花穂の少し下から切り取ります。

夏の管理

ラベンダーは、いずれの種類も夏の高温多湿が苦手です。夏に備えて、梅雨入り前に剪定をして株が蒸れを防ぐようにします。

鉢やプランターは、半日陰の涼しいところに移します。

冬の管理

ラベンダーの花

イングリッシュラベンダーやラバンディンラベンダーは耐寒性がありますが、フレンチラベンダーは、それほど強くないので、霜の当たらない軒下、あるいは室内に取り込みます。

鉢植えは、いずれの種類も水やりは控えめにします。

ふやし方

挿し木は、4月下旬〜6月下旬又は9月中旬〜10月下旬が適期です。

肥料

やせた土地でも自生するので多肥にする必要はありません。施肥する時期は、夏場を除く春から晩秋(11月頃)で、カリの多く含む肥料を与えると花付が良くなります。

病気・害虫

性質は丈夫で、病害虫の被害はほとんどありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。