ユリオプス・アブロタニフォリウス Euryops abrotanifolius

ユリオプス・アブロタニフォリウスの花
写真 ユリオプス・アブロタニフォリウス
撮影時期 2012.3.28
栽培状況 庭植え
科名・属名

キク科
ユリオプス属

園芸分類

宿根草
(半耐寒性低木)

別名

細葉ユリオプスデージー

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え、庭植え

花期

3〜4月

【ユリオプス・アブロタニフォリウスについて】

ユリオプス・アブロタニフォリウスは、黄花ヒメコスモスというとても紛らわしい名前で販売されたりしていますが、ブラキカム属ではなく南アフリカ原産のユリオプス属の宿根草(半耐寒性低木)です。

この花を育てていたころから学名もわからず、ブラキカムの仲間にしては変だなあと思っていたら、実はユリオプスデージーの仲間とわかって納得しました。花を見比べると納得できます。

園芸的にも価値のある宿根草ですが、ちゃんとした流通名がないようなので、ブラキカム属に間違われそうな名前でなく、何かこの花にふさわしい名前が付けばよいと思います。学名のユリオプス・アブロタニフォリウスではまどろっこしいですし、ユリオプス・デージーとも混同しますので、勝手ながら「金輪草」(きんりんそう)と呼んでいます。

栽培したところでは、耐寒性、耐寒性があり丈夫で、育てやすいですが、ユリオプスデージーほどは強靭ではないように思われます。

【花の特徴と性質】

草丈

放任しておくと50cmほどになります。

黄色の一重の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性・耐暑性とも比較的強く、関東以西の暖地では庭植えができます。

学名の説明

Euryops・・・・・ギリシャ語の eurys(大きな)+ops(目)が語源です。

abrotanifolius・・・・・「ヨモギに似た葉を有する」

【主な種類と品種】

ユリオプス属の仲間には、ユリオプスデージーのほかマーガレットコスモスがよく栽培されています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

耐寒性がありますので、庭植でも鉢植えでも育てることができます。園芸店やホームセンターなどではあまり見かけることはありませんが、ときどきポット苗が出ていることがあります。

ポット苗を購入したら、鉢やプランターで育てる場合は二回りほど大きい鉢に植えつけます。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ユリオプス・アブロタニフォリウスの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きますが、夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。

株間

庭植えにすると、よく生育しますので30cmほどにします。

植え替え

鉢やプランターで育てている場合は、毎年、又は2年に1回の頻度で植え替えをします。

日常の管理

そのまま育てると分枝をしませんので、草姿が悪くなるだけでなく、花数が少なくなります。そこで、花後に剪定をして草姿をよくします。ただし、全体を一度に強剪定すると、株が弱ってしまいますので、極端な強剪定は避けた方が安全です。

冬の管理

耐寒性が強く関東以西の暖地では戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移します。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に軽く水やりをします。

肥料

鉢植えの場合は、植え付け、植え替え時に緩効性肥料を施します。後は、成育期間中に2週間に1回程度液肥を与えます。

庭植えの場合は、春と秋に緩効性の肥料を与えます。それほど多肥にしなくてもよく育ちます。

病気・害虫

特にはありません。

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