ムラサキルエリア

ムラサキルエリアの花
写真 ムラサキルエリア
撮影時期 2016.7.17
栽培状況 庭植え

科名

キツネノマゴ科

属名

ルイラソウ属

学名

Ruellia tuberosa

園芸分類

半耐寒性宿根草

別名

ルエリア・チューベローサ

原産地

熱帯アメリカ、アフリカ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜8月

【ムラサキルエリアについて】

ムラサキルエリアは、中米原産のキツネノマゴ科ルイラソウ属の宿根草です。6月になると、名前のとおり紫色の花が咲き始めます。一斉に花が咲くということはありませんが、少しずつ長い間咲きます。

同属には、よく似た花が咲くヤナギバルイラソウのほか、マクランタ(Ruellia macrantha)やエレガンス(R. eegans)などがあります。

【栽培メモ】

香南市野市町周辺では、冬は地上部が枯れこんでしまいますが、寒さで枯れることはなく、翌春になると芽を出してきます。

大変丈夫ですが、ヤナギバルイラソウほどには繁殖力が強くないので、持て余すほどにはなりません。

【育て方は下へ ↓ 】

【ムラサキルエリアの概要】

草丈

草丈は50pほどです。

ナス科の花のような青紫の花が咲きます。一輪の花の寿命は一日ですが次々と開花します。

ムラサキルエリアの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

ルイラソウ属は一般的に耐寒性がありませんが、ヤナギバルイラソウと同様、比較的耐寒性があります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Ruellia・・・・・フランスの植物学者リュエレ(Jean de la Ruelle) への献名

tuberosa・・・・・「塊根を有する」

【主な種類と品種】

ルイラソウ属の中では、ヤナギバルイラソウを見かけることがあります。花がよく似ていますので、私も混同していましたが、葉は本種が楕円形であるのに対し、ヤナギバルイラソウは細長いので見分けが付きます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 夏に花が咲きますので、鉢植えは水切れさせないように注意します。

植え付け

園芸店やホームセンターなどでは、ほとんど見かけません。通常は、株分けしたものを植えつけますが、時期としては春が適当です。

庭に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使いますが、用土はそれほど選びません。

ムラサキルエリアの花

植え替え

鉢植えは、毎年植え替えます。庭植えは、株が混みあってきたら株分けを兼ねて植え替えます。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

夏に花が咲きますので、鉢植えは水切れさせないように注意します。

冬の管理

冬は地上部がなくなりますので、寒くなってきたら地際から切り取っておきます。

耐寒性が比較的強く、関東以西の温暖地では戸外で冬を越します。

ふやし方

株分けで増やすのが簡単です。

肥料

丈夫ですので、庭植えの場合はほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、鉢植えの場合は、生育期間中に2か月に1回程度、緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

特にありません。

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