モラエア Moraea spp.

モラエアの花
写真 モラエア・ポリスタキア
撮影時期 2005.1.8
栽培状況 庭植え
科名・属名

アヤメ科
モラエア属

園芸分類

秋植え球根

別名

モレア

原産地

南アメリカ

用途

鉢植え、庭植え

花期

11〜4月

【モラエアについて】

モラエアは、南アフリカ原産のアヤメ科の秋植え球根で、ピーコックモラエアと呼ばれるモラエア・ビロサやモラエア・ポリスタキアが比較的よく栽培されますます。

このうち、ポリスタキアは、秋から冬にかけて、特に、花のない1月になっても咲き続けるもなかなか貴重な球根と言えます。

ポリスタキアを栽培したところでは、耐寒性もあり、丈夫な植えっぱなしで育てることができました。なにより、真冬に花が咲くのが意外でした。

【花の特徴と性質】

草丈

50〜60p程度です。

(主な種類と品種を参照してください。)

耐寒性・耐暑性

ビロサは半耐寒性で、フリージア程度といわれています。ポリスタキアはビロサより耐寒性が強く、暖地では露地植えができます。

学名の説明

Moraea・・・・・イギリスの植物学者 Robert More に因みます。

villosa・・・・・「長い軟毛のある」、「軟毛のある」

polystachya・・・・・「多穂の」

【主な種類と品種】

モラエア・ビロサ
Moraea villosa

3〜4月に蛇の目模様のはいる3弁の丸い花が咲きます。6弁の花ですが、上部の花弁が目立たないので丈3弁の花のように見えます。ピーコックモラエアとも呼ばれます。

モラエア・ポリスタキア
Moraea polystachya

11月頃に咲き始め遅くまで咲きます。花径6pほどの藤紫の花が咲きます。中心に黄色の目があり、アヤメに似ています。

【育て方と栽培のポイント】

ここでは、ポリスタキアの栽培について記載しています。

植え付け

ポリスタキアは晩秋から初冬に秋に花が咲くので9月下旬頃に植え付けます。

花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の球根用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え付けの深さ

庭植えで5cm、鉢植えで3cmほどにします。

株間

鉢植えの場合は7号鉢に5球、庭植えの場合は10〜15pとします。

モラエアの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

植え替え

庭植えにしたときは毎年掘り上げる必要はありません。花付きが悪くなって来たら掘り上げて植え替えます。

鉢やプランターに植えた場合は、毎年、若しくは2年に1回植え替えます。

日常の管理

植えつけ後は十分に水やりし、鉢植えは、芽が出てきたら日当たりと風通しのよいところに移します。

冬の管理

関東以西の暖地では、ポリスタキアは霜除けなしで花が咲きます。ただし、それ以外の地域では霜除けをしたほうが安全です。

鉢やプランターは、霜の当たらない軒下などに置きます。

休眠期の管理

鉢植えの場合は、花が咲いて後、6月になって葉が黄くなったら水やりを止め、鉢に植えたまま秋まで置きます。

庭植えの場合で、植え替えを予定している場合は、掘り上げて、日陰で秋まで保管します。

ふやし方

分球して増やします。

肥料

植えつけ時に緩効性の肥料を施します。鉢やプランターに植えた場合は、3〜5月ごろまで液肥を月2回ほど与えます。

病気・害虫

特にないようです。

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