モナルダ Monarda

モナルダの花
写真 モナルダ
撮影時期 2007.5.27
栽培状況 庭植え
科名・属名

シソ科
モナルダ属

園芸分類

宿根草

別名

タイマツバナ
ベルガモット

原産地

北アメリカ東部

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【モナルダについて】

モナルダという場合、一般的には、タイマツバナ(松明花)と呼ばれるのはディディマ(M. didyma)と、その近縁種のヤグルマハッカ(M. fistulosa)及びそれらの園芸交配種、さらには、一年草のレモンベルガモットM. citriodora)をひとまとめにしてそう呼んでいる場合がほとんどです。

その葉がイタリア産のベルガモット・オレンジに香りが似ているので、「ベルガモット」とも呼ばれます。ハーブの仲間に入れられていますが、大変丈夫で、花が美しいので花壇にもよく植えられています。

栽培したところでは、寒さに強く、暑さにもよく耐て、株が大きくなって花がにぎやかに咲きます。株分けをして植え替えなかったことと、3〜4年くらいして大株になってきたこともあって、花後に枯れてしまいました。ただ、十分に咲いてくれた後なのでやむを得ません。

【花の特徴と性質】

モナルダの花

草丈

1mほどに伸びます。葉や茎に芳香があります。

茎の先端に5〜8pほどの花房になります。花色は、白、ピンク、赤などがあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性とも強く育てやすい花です。

学名の説明

Monarda・・・・・16世紀のスペインの植物学者 Nicolas Monardes への献名

didyma・・・・・「双生の」、「対の」

fistulosa・・・・・「管状の」、「管状部のある」

【主な種類と品種】

タイマツバナ
M. didyma
草丈80〜120pほどの北米原産の宿根草です。原種は、緋紅色の花が咲くことからレッドベルガモットとも呼ばれます。
ヤグルマハッカ
M. fistulosa

こちらも草丈1mほどの北米原産の宿根草です。タイマツバナとよく似ていてます。

レモンベルガモット
M. citriodora

草丈50〜60cmほどの一年草で、赤紫の花が段々に咲きます。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

通常は園芸店やホームセンターなどで苗を購入して育てますが、タネも販売されていますので、タネから育てることができます。発芽適温が20度ほどなので、秋播きは9月中旬〜10月中旬、春播きは3月下旬〜4月が適期です。

育苗箱に播き、覆土はしないか、ごくわずかにして底面吸水か霧吹きで吸水します。発芽後、本葉が3〜4枚になったらポットや小鉢に植え替えて、薄い液肥を与えながら苗を育てます。

植え付け

タネから育てた場合は、ポットに根が回って来たら植え付けをします。花壇に植える場合は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も一緒に入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

購入した株を植えつける場合は、春の3〜4月、秋の9〜10月のどちらでもかまいません。花壇に植える場合は、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

モナルダの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日向でも半日陰でもよく育ちますが、日当たりと風通しの悪いところに植えるとウドンコ病が発生しやすくなります。

鉢やプランターに植えた場合も、夏場を除き、日当たりのよいところで育てます。

株間

よく広がりますので、花壇に植える場合は、40pほどの間隔をとって植えつけます。

植え替え

花壇に植えている場合は、株分けを兼ねては3〜4年に1回行います。時期は、春、秋どちらでもかまいません。

鉢植えは、毎年植え替えます。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、半分近く古い土を落として植え替えます。

日常の管理

やや湿り気がある土を好み、乾燥に弱いので、十分に水やりをします。

枝数が少ない場合は、摘芯をしてやると花がたくさん咲くようになります。

夏の管理

耐暑性があるとはいえ、鉢やプランターは、夏場の水切れを防ぐためにも半日陰に移した方が安全です。

冬の管理

耐寒性がありますので、花壇に植えた株は霜除けをしなくても冬を越します。

モナルダの花

ふやし方

植え替え時に株分けで増やすほか、挿し芽ができます。

6月〜7月ごろに、新芽の先を10cmほど切って挿し穂にします。下葉を取ってから1時間ほど水に付けて吸水させ、バーミキュライトなどに挿します。乾かないよう管理をすれば、よく発根します。

肥料

花壇に植えた場合は、それほど多肥にしなくてもよく育ちます。3月と9月に緩効性の化成肥料を株元に施します。

鉢やプランターに植えた場合は、3月上旬〜7月と、9月上旬〜11月上旬に、月1回程度固形肥料を置肥をするか、2週間に1回ほど液肥を与えます。

病気・害虫

ウドンコ病にかかりやすいので、発生したら病気の葉を取り除いてから、早めに防除します。

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