ミカエリソウ

ミカエリソウの花
写真 ミカエリソウ
撮影時期 2013.10.20
栽培状況 庭植え

科名

シソ科

属名

テンニンソウ属

学名

Leucosceptrum stellipilum

園芸分類

落葉低木

別名

糸掛草

原産地

本州、、四国、九州

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

9〜10月

【ミカエリソウについて】

ミカエリソウ(見返草)は、本州、、四国、九州に分布しているシソ科テンニンソウ属の落葉低木です。名前の由来は、思わず振り返って見るほど美しいからと言われていますが、それほどまでに美しい花かなと疑問を持たれる方もおられるかと思います。

それは、庭の中で咲いたこの花を見ればそういうことが言えるかもしれませんが、もし、山中でこの花を見かけたら、別な印象を持たれるのではないでしょうか。

一見したところ宿根草のように見えますが、実は木本とされています。もっとも、栽培は基本的に宿根草と同じ扱いになります。

【栽培メモ】

暑さ寒さに強く丈夫で、植えっぱなしにしていたら株が次第に大きくなりました。

【育て方は下へ ↓ 】

【ミカエリソウの概要】

樹高

株立ち状で、50cm〜80pほどになります。

秋にかけて、淡紅色の花が穂状に咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Leucosceptrum・・・・・ギリシャ語の Leuco(白い)+ sceptrum(笏、しゃく)が語源です。

stellipilum・・・・・「星状の毛のある」

【主な種類と品種】

品種などはないようですが、個体によって花色などに多少変化があるようです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

株が大きくなってきたら、株分けをして植え替えます。

植え付け

春又は秋に植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。丈夫ですので、それほど気をつかう必要はありません。

植え場所・置き場所

丈夫ですが、夏の日差しが強いと葉焼けするので、半日陰か午後は日陰になるようなところが適しています。

鉢植えは、春と秋は日当たりのよいところに、夏は半日陰に置きます。鉢植えを庭に置きっぱなしにしていると、鉢底から根が出て、しっかりと根を張ってしまうことがあります。

植え替え

庭植えで育てているとだんだんと株が大きくなってきますので、株分けをして、植え替えます。時期は春でも秋でもかまいません。

鉢植えの場合は、毎年、もしくは2年に1回は植え替えるようにします。

剪定

落葉時期に、切り戻しをしておきます。

日常の管理

丈夫なので、庭植えの場合は、剪定以外ほとんど手間がかかりません。鉢植えの場合には、夏場の水切れに注意します。

冬の管理

耐寒性があり、戸外で冬を越しますので、霜除け等は不要です。

ふやし方

株分けで増やすことができます。

肥料

庭植えの場合は、施肥の必要はありません。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

葉の食害が目立つ場合は、薬剤を散布します。

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