マロウ

マロウの花
写真 'セブリナ'
撮影時期 2017.5.27
栽培状況 秋まき後、庭植え(冬は、不織布で霜除け)

科名・属名

アオイ科
ゼニアオイ属

園芸分類

宿根草

別名

マルバ・シルベストリス

原産地

ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ

用途

庭植え

花期

5〜6月

【マロウについて】

単にマロウといってもいろいろな種類がありますが、コモンマロウと呼ばれるのは、和名をウスベニアオイというヨーロッパ、西アジア、北アフリカなどが原産のアオイ科ゼニアオイ属の宿根草です。学名はマルバ・シルベストリス(Malva sylvestris) で、ゼニアオイはこれの変種( var. mauritiana)とされています。

マルバ・シルベストリスには、園芸品種もいくつかありますが、これらは、一般にはコモンマロウとは呼ばれず、単にマロウとされていることが多いので、ここでは別に取り上げています。

タネも販売されていますので、タネから育てることができます。

【栽培メモ】

‘セブリナ’という品種のタネが国華園から出ていましたので、秋まきにして、冬は不織布でトンネルをして育てたところ、写真のように5月になって賑やかに咲いてくれました。また、こぼれダネから発芽して、あちこちに顔を出して賑やかに咲いています。

ただし、大株になった開花株は大半が夏に枯れてしまいますので、短命な宿根草と言えます。

【マロウの概要】

マロウの花

草丈

1〜1.5mほどになります。

花径5〜6p程度です。花色は、ブルーやピンクがあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 やや弱い

寒さに強く庭植えができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:比較的やさしい

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Malva sylvestris

学名の説明

Malva・・・・・ギリシャ語の malache(柔らかくする)に由来するラテン古名が属名になっています。

sylvestris・・・・・「森に生ずる」

【主な種類と品種】

‘ブルーファウンテン'

淡いブルーで、中心に濃い紫色が入ります。(写真:上から2枚目)

‘ゼブリナ'

淡いピンクで、中心に黒に近い濃い紫色が入ます。(写真:上と下から2枚目)

‘モーニタニア’

花径3〜4pで、濃い赤紫の花が咲きます。※ ゼニアオイとは別種のようです。(写真:最下段) 

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 花が終わったら、切り戻しをしておきます。

タネまき

タネから育てる場合は、3月下旬〜4月ごろに播きます。暖地の場合は、秋まきもできます。直根性で移植を嫌うので、直まきにするか、ポットに播きます。覆土は5mmほどにします。

マロウの花

直まきの場合は、40〜50cm間隔で2〜3粒播いて、発芽後、よい苗を残してほかは間引きします。

ポリポットに播く場合は、3号のものを使用し、2〜3粒播いて、発芽後、徐々に間引いてしっかりした苗を1本残します。

植え付け

株が大きくなりますので、鉢やプランターで育てのは難しいかと思われます。

ポットに播いて育てた場合は、ポットの底に根が回ったら定植します。

苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておき、1植え付けの際は腐葉土(バーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

苗から育てる場合は、今のところ、苗が園芸店やホームセンターなどに出ることは少なく、種苗会社のカタログなどを見て購入します。

植え場所

日当たりのよいところに植えつけます。

日常の管理

株が伸びて、花の咲く頃になると倒伏しやすくなりますので、早めに支柱を立てます。

花が終わったら、切り戻しをしておきます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

マロウの花

もっとも、暖地の場合、秋まきして花壇に定植したときは、不織布でトンネルをして霜除けをすれば5月によく咲いてくれます。

肥料

やせ地でなければ、肥料はあまり必要ありません。

病気・害虫

ヨトウムシやネキリムシに幼苗がやられることがあります。また、夏にはハマキムシが発生しやすいので、オルトラン粒剤などの除虫剤を株元に撒いておくことをおすすめします。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。