ミレット Pennisetum glaucum

ミレットの花
写真 ‘ジェードプリンセス’
撮影時期 2017.9.3
栽培状況 春まき後、庭植え

科名・属名

イネ科
チカラシバ属

園芸分類

春まき一年草

別名

クロキビ

原産地

アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

7月〜10月

【ミレットについて】

ミレットというのは、チカラシバ属の雑穀のことですが、園芸として栽培されるのは、主にクロキビの別名で知られるトウジンビエ(P. glaucum)の園芸品種です。アフリカ産で、耐寒性はチカラシバより劣ることから、通常は、春まき一年草として扱われます。

ところで、チカラシバ(力芝)という名前は、力を入れないと容易には引き抜けないところから来ていますが、子供の頃から身近に見かけたものの、引き抜こうとした経験がないので、そういう記憶がありませんでした。

「サカタのタネ」から出ていた‘ジェードプリンセス’という品種を育ててみましたが、栽培したところでは、発芽は良好、苗の育ちもよく、7月になると猫のしっぽのような花穂が次々と咲き始めました。

【花の特徴と性質】

ミレットの花

草丈

【主な種類と品種】を参照してください。

黒や黒紫の穂を出します。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、耐寒性はそれほどありません。

学名の説明

Pennisetum・・・・・ penna(羽毛)+ seta(刺毛)が語源です。

glaucum・・・・・「淡青緑色の」、「帯白色の」

【主な種類と品種】

ジェードプリンセス
‘Jade Princess’

草丈40〜50pほどで、赤黒い猫のしっぽのような花穂が魅力です。

パープルマジェスティ
‘Purple Majesty’

草丈が1〜1.5mほどになる高性の品種で、黒い花穂が特徴です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

4月になり、十分に暖かくなってからタネをまきます。耐暑性が強く、成育もよいので、早まきする必要はありません。

覆土は2〜3oにします。‘ジェードプリンセス’を3号ポットに直接まいてみましたが、発芽は良好で、苗の育ちも早く育苗はごく簡単でした。

植え付け

ポットの底に根が回ってきたら、花壇やプランターなどに定植します。

庭に植える場合は、バーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土などを使います。

ミレットの花

株間

25〜30cmほどにします。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

庭植えの場合は、終わった花の花茎を切り取る程度で、ほとんど手間はかかりません。

鉢やプランターに植えた場合は、夏場の水切れに注意します。

肥料

花壇に植えた場合は、必要ありません。鉢やプランターに植えた場合は、春と秋に緩効性の肥料を少量与えます。

病気・害虫

特にはありません。

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