マルバ・シルベストリス Malva sylvestris

マロウの花
写真 'セブリナ'
撮影時期 2017.5.27
栽培状況 秋まき後、庭植え(冬は、不織布で霜除け)
科名・属名

アオイ科
ゼニアオイ属

園芸分類

宿根草

別名

マルバ

原産地

ヨーロッパ、アジア、熱帯アフリカなど

用途

庭植え

花期

5〜6月

【マルバ・シルベストリスについて】

マルバ・シルベストリスの仲間には、ゼニアオイコモンマロウがおなじみですが、それ以外にも美しい品種がありますので、ここではそれらを取り上げています。

栽培したところでは、ゼニアオイやコモンマロウと同様、丈夫な宿根草ですが、‘ブルーファウンテン'は、大株になって夏に枯れてしまいましたので、短命なのかもしれません。

‘セブリナ’という品種のタネが国華園から出ていましたので秋まきにして、冬は不織布でトンネルをして育てたところ、写真のように5月になって賑やかに咲いてくれました。

【花の特徴と性質】

マルバ・シルベストリスの花

草丈

1〜1.5mほどになります。

花径5〜6p程度です。花色は、ブルーやピンクがあります。

耐寒性・耐暑性

寒さに強く庭植えができます。

【主な種類と品種】

‘ブルーファウンテン'

淡いブルーで、中心に濃い紫色が入ります。

‘ゼブリナ'

淡いピンクで、中心に黒に近い濃い紫色が入ます。(写真:中、下)

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネから育てる場合は、3月下旬〜4月ごろにまきます。暖地の場合は、秋まきもできます。直根性で移植を嫌うので、直まにするか、ポットにまきます。覆土は5mmほどにします。

直まきの場合は、50〜60cm間隔で2〜3粒まいて、発芽後、よい苗を残してほかは間引きします。

ポリポットにまく場合は、3号のものを使用し、2〜3粒まいて、発芽後、徐々に間引いてしっかりした苗を1本残します。

マルバ・シルベストリスの花

植え付け

株が大きくなりますので、鉢やプランターで育てのは難しいかと思われます。

ポットにまいて育てた場合は、ポットの底に根が回ったら定植します。

苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておき、1週間ほどしたらバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

苗から育てる場合は、今のところ、苗が園芸店に出ることは少なく、種苗会社のカタログなどを見て購入します。

植え場所

日当たりのよいところに植えつけます。

日常の管理

株が伸びて、花の咲く頃になると倒伏しやすくなりますので、早めに支柱を立てます。

花が終わったら、切り戻しをしておきます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

もっとも、暖地の場合、秋まきして花壇に定植したときは、不織布でトンネルをして霜除けをすれば5月によく咲いてくれます。

ふやし方

タネから育てる以外に、10〜11月に株分けして増やすことができます。

肥料

やせ地でなければ、肥料はあまり必要ありません。

病気・害虫

ヨトウムシやネキリムシに幼苗がやられることがあります。また、夏にはハマキムシが発生しやすいので、オルトラン粒剤などの除虫剤を株元にまいておくことをおすすめします。

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