ミューレンベルギア

ミューレンベルギアの花
写真 カピラリス
撮影時期 2019.10.10
栽培状況 庭植え

科名・属名

イネ科
ネズミガヤ属

園芸分類

宿根草

別名

(特にありません)

原産地

北アメリカの中西部

用途

庭植え、鉢植え

花期

9〜10月

【ミューレンベルギアについて】

ミューレンベルギアは、イネ科ネズミガヤ属の宿根草で、この属の中でよく栽培されているのが、アメリカ合衆国の中西部原産のカピラリスです。本種は、群植すると秋に赤みを帯びた穂がとても美しいので、人気があります。

暑さ、寒さに強く育てやすい宿根草です。

【栽培メモ】

植え付けてからそれほど間がないので、きれいな穂を楽しむのはこれからですが、今のところ問題なく育っています。

【ミューレンベルギアの概要】

草丈

60〜90cmほどです。

赤みを帯びた穂がスモーク状になって美しいものです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Muhlenbergia capillaris

学名の説明

Muhlenbergia・・・・・19世紀のアメリカ合衆国の植物学者 Gotthilf Henry Ernest Muhlenberg への献名

capillaris・・・・・「毛のように細い」、「毛細の」

【主な種類と品種】

ミューレンベルギア属の中で流通しているのは、カピラリスの他にレバコニー(M. reverchonii)があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 花が終わったら、切り戻しをしておきます。

植え付け

植え付けは春が一般的ですが、ポット苗を植えるのであれば秋でも差し支えありません。庭植えで群植させると見事ですが、大型のプランターでも栽培できます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

株間

株が大きくなりますので50〜60pほどにします。ただし、すぐに大きくなるということはありませんので、最初から株間を広く取る必要はなく、とりあえず30pほどにしておいて、株が大きくなったら間引くようにしてもかまいません。スペースに余裕があれば、その株を使って更に植え広げることができます。

植え替え

株が大きくなりますので、鉢やプランターで育てる場合は、できれば毎年、少なくても2年に1回は株分けを兼ねて植え替えます。

日常の管理

花が終わったら、切り戻しをしておきます。

冬の管理

耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。霜除けなどは必要ありません。

ふやし方

植え替えのときに株分けして増やすことができます。

肥料

庭に植えた場合は、特に必要ありません。プランターに植えた場合は、春と秋に緩効性の化成肥料を株元に与えます。

病気・害虫

特にありません。

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