マーガレット Argyranthemum frutescens

マーガレットの花
写真 マーガレット
撮影時期 2003.4.19
栽培状況 鉢植え
科名・属名

キク科
モクシュンギク属

園芸分類

半耐寒性宿根草

別名

モクシュンギク

原産地

カナリア諸島

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜5月

【マーガレットについて】

マーガレットは、カナリア諸島原産のキク科モクシュンギク属の宿根草です。春から初夏にかけて、プランターや鉢植えなどでに植えられているマーガレットの美しい花をよく見かけます。

丈夫で、育てやすいですが、夏の高温多湿と冬の寒さにやや弱いので、宿根草として年間を通じて庭植えにするのにあまり適していないのが残念です。しかし、総じて草丈が低いので鉢植えやプランターで大いに楽しむことができます。

栽培したところでは、冬の寒さに対しては、軒下などに置けば何とかなりますが、夏の高温多湿に弱く、暖地では一年草と考えて栽培したほうがよいか思われます。

【花の特徴と性質】

マーガレットの花

草丈

草丈は、30〜60p程度です。葉に深い切れ込みがあります。

花径3〜5p程度のものが多く、キクの花に似ています。花色は、白、黄、ピンクなどがあります。

また、花形も一重咲き、丁字咲き、八重咲きなど様々です。

耐寒性・耐暑性

高温多湿に弱く、また、耐寒性も強くありません。

霜の降りない一部の暖地では露地で越冬できますが、それ以外のところは、軒下あるいは寒い地域は室内に取り込んでおくほうが安全です。

学名の説明

Argyranthemum・・・・・ギリシャ語の argyros(銀色)+ anthos(花)が語源です。

frutescens・・・・・「低木状の」、「低木性の」

【主な種類と品種】

たくさんの品種がありますので、その一部を紹介します。

オーストラリアン・マーガレット

シドニー大学で作出された系統で、草丈50pほどになります。花は、デージー咲きやポンポン咲きなどがあり、花色は白、黄、ピンクなどです。

‘ピンクスター’

丁字咲きのマーガレットで、桃色の美しい花です。

‘スーパーピンク’

鮮やかな濃桃色の大輪で花は一重です。

‘ハーベストスノー’

鉢用の矮性品種で草丈15pほど。花色は白です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春に花が咲いたポット苗などが販売されますので、これを購入して、植え付けるのが一般的です。耐寒性、耐暑性がやや弱いので花壇に植えるよりは鉢やプランターで育てるのが一般的です。夏までと割り切れば、花壇に植えて楽しむことができます

花壇に植えるときは、酸性土壌を嫌いますので植えつけ場所に苦土石灰を撒き、深さ30cmほどの植え穴を掘り、バーク堆肥(腐葉土)と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

マーガレットの花

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライト(川砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。ただし、夏の西日が当たるようなところは避けるようにします。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。日当たりが悪いと花付きが少なくなります。

梅雨時は、鉢やプランターを雨のかからない軒下などに移します。

株間

20〜25cmの間隔とします。

植え替え

鉢やプランターに植えた株が、夏越し、冬越しができたときは、毎年植え替えます。時期は、3〜4月、又は10月ごろです。

植え替えの際は、古い用土を三分の一ほど落として、新しい用土に植え替えます。

日常の管理

花が終わったら、三分の一程度に切り戻し、半日陰で管理します。

挿し芽で殖やすことができますので、9〜10月に枝の先から10p程度を切り取り、バーミキュライトなどに挿します。

夏の管理

マーガレットは夏の高温多湿に弱いので、鉢やプランターを半日陰の涼しいところに置いて育てます。

マーガレットの花

冬の管理

耐寒性が弱いので、鉢やプランターを霜の当たらない軒下などに移します。

花壇に植えている場合は、霜除けが必要です。

肥料

植えつけ時に元肥として緩効性の肥料を施し、追肥として春と秋の生育期に固形肥料を置き肥するか、秋から春まで冬場を除き2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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