マンサク

マンサクの花
写真 マンサク
撮影時期 2018.2.11
栽培状況 庭植え

科名・属名

マンサク科
マンサク属

園芸分類

落葉中木

別名

(特にありません)

原産地

本州、四国、九州

用途

庭植え

花期

2〜3月

【マンサクについて】

マンサク(H. japonica)は、本州、四国、九州に分布するマンサク科マンサク属の落葉中木です。名前の由来は、早春に咲くので、「まず咲く」とうところから来ています。また、早春に枝一杯に花が咲くところから、「豊年満作」の願いを込めて付けられたとも言われています。

シナマンサク(H. mollis)は、よりやや小型で、冬に、枯れた葉が木から落ちないところが特徴です。マンサクより大きな花が咲き、芳香があります。

園芸品種には、マンサクとシナマンサクの交配で作り出された品種が多くあり、赤色やオレンジ赤の花が咲くものもあります。

なお、狭義のマンサクは、H. japonica ですが、シナマンサクなども含めてマンサクと呼ぶ場合があります。また、トキワマンサクLoropetalum chinense)は常緑性ですが、マンサクとは別属になります。

【栽培メモ】

生育は比較的ゆっくりですが、年々、枝数が増えていっています。もっとも、大きくなるには年数を要する印象です。

【マンサクの概要】

マンサクの花

樹高

(主な種類と品種を参照してください。)

線状の黄色からオレンジ赤色の花をさかせます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒、耐暑性が強く、北海道南部以南であれば栽培可能といわれています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Hamamelis spp.

学名の説明

Hamamelis・・・・・ギリシャ語の hama(同時)+ melis(リンゴ)が語源です。
※ 低木は、しばしば花と果実が同時に出てくることをリンネが観察して命名したとされています。

japonica・・・・・「日本の」

mollis・・・・・「柔軟毛のある」

intermedia・・・・・「中間の」、「中間にある」

【主な種類と品種】

マンサク
H. japonica

樹高3〜5m程度になります。黄花で、花弁は細く、よじれます。長さは1pほどです。

シナマンサク
H. mollis

樹高2〜3mほどで、冬でも枝に葉が残るのが特徴です。マンサクよりも大きい花を咲かせます。花付きのよい‘バリダ’という品種があります。

インテルメディア
H. × intermedia

マンサクとシナマンサクの交雑種で、濃い黄色の花が咲く‘アーノルドプロミス’や赤褐色の花が咲く‘ディアン’などの品種があります。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 12月頃に、伸びすぎた枝の枝元の数芽を残して剪定します。

植え付け

11〜12月頃が適当です。寒地の場合は3月頃がよいと思われます。腐植質に富んだ肥沃な土壌が適していることから、植えつけ時には、腐葉土やバーク堆肥を庭土とよく混ぜてから植えつけます。

マンサクの花

植え場所

日当たり排水のよいところに植えつけますが、半日陰でもよく育ちます。

ただし、日当たりが悪いと花付きがよくありません。

日常の管理

マンサクは、通常はマンサクの実生苗に接ぎ木したものが販売されています。シナマンサクなどもマンサク同様、接ぎ木苗で販売されていますので、台木から出てくるひこばえは、早めに切り取っておくようにします。

台木のひこばえは勢いがよいので、放置しておくと、そちらに栄養分を取られて、肝心の木がよく育たないということになってしまいます。

剪定

マンサクは、枝数がそれほど多くないので、あまり強い剪定は必要ありませんが、花後に樹形を乱している枝を剪定します。

また、マンサクの花芽は、今年伸びた充実した短い枝の葉の付け根(葉腋)につき、長く伸びた20〜30p以上の枝には花がほとんど咲きません。そこで、12月頃に、伸びすぎた枝の枝元の数芽を残して剪定し、短枝の発生を促します。

肥料

12月ごろに寒肥を与えます。ただし、木がある程度大きくなってきたら、それほど施肥の必要はありません。

病気・害虫

特にありません。

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