ベニバナ(紅花) Carthamus tinctorius

ベニバナの花
写真 ベニバナ
撮影時期 2014.6.12
栽培状況 開花株購入
科名・属名

キク科
ベニバナ属

園芸分類

秋(春)まき一年草

別名

カルサムス
末摘花(すえつむはな)

原産地

地中海沿岸地域

用途

庭植え

花期

5〜6月

【ベニバナについて】

ベニバナは、キク科ベニバナ属の秋(春)まき一年草で、原産地は東部の地中海沿岸地域と言われていますが確定されたものではないようです。

昔から口紅や染料の原料として栽培されてきました。日本に入ってきた時期については、推古天皇のころにシルクロードから高麗を経て渡来したと言われていますが、これは、文献上のことで実際はもっと早かったようです。

国内では、山形県が主産地で、江戸時代に最上紅花の栽培が盛んだったことから山形県の県花に指定されています。

元々は苞に鋭い棘がありますが、最近は切花用にトゲが少ない品種がよく作られています。

栽培したところでは、春まきにしましたが、今ひとつよい結果がでませんでした。そこで、次は秋まきにしてみようと考えています。

【花の特徴と性質】

草丈

80〜120pほどになります。

花径3pほどのアザミに似た花で、鮮黄色から紅黄色に花色が変わります。

耐寒性・耐暑性

比較的耐寒性はありますが、耐暑性はありません。

学名の説明

Carthamus・・・・・アラビア語の quartom(染める)が語源です。

tinctorius・・・・・「染色用の」、「染料の」

【主な種類と品種】

在来種としては、苞にトゲがありアザミに似た花を咲かせる'モガミベニバナ'が有名です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

寒地では春まき、暖地では秋まきが一般的です。発芽適温は20度前後ですので、春まきは3月下旬〜5月、秋まきは9月中旬〜10月中旬ごろにまきます。

移植を嫌いますので、通常は直まきしますがポットやセルトレイに直接まいて育てることもできます。覆土は1cmほどにします。

直まきの場合は、20cm間隔で1ヶ所に2〜3粒まいて、発芽後1本に間引きます。ポットにまいた場合も、発芽後間引きして、丈夫な苗を1本残します。

植え付け

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。

ポットにまいた場合は、本葉が5〜6枚になったら花壇やプランターなどに定植します。

花壇に植える場合は、腐葉土(バーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、庭土とよく混ぜ、やや高うねにして植え付けます。

ベニバナの花

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところに植え付けます。また、鉢やプランターも日当たりのよいところに置いて育てます

株間

花壇に植えるときは20cmほどにします。

日常の管理

ベニバナはあまり分枝をしないので、で、本葉6〜7枚のころに摘芯をします。

草丈が高くなってくると倒伏しやすくなりますので、支柱を立てます。

冬の管理

比較的耐寒性はありますが、秋まきにして定植したときは霜除けをすると安心です。

肥料

花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり30gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。通常なら、追肥は不要です。

鉢やプランターに植えた場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を施し、暖かくなってから、月に1回程度化成肥料を少し追肥します。

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。

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