ベニバナトチノキ

の花
写真
撮影時期
栽培状況

科名・属名

トチノキ科
トチノキ属

園芸分類

落葉高木

別名

(特にありません)

原産地

(園芸交雑種)

用途

庭植え

花期

5月

【ベニバナトチノキについて】

ベニバナトチノキは、ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(A. hippocastanum)と北アメリカ原産のアメリカアカバナトチノキ(A. pavia)との交雑種と言われています。

セイヨウトチノキは樹高が25mにもなる高木ですが、ベニバナトチノキはそれよりは小型です。とはいえ、それでも5〜10mにはなるようです。

ところで、街路樹などでおなじみのマロニエはセイヨウトチノキのことで、フランス語の Marronnie からきています。また、トチノキ(A. turbinata)という名の由来は諸説あるようですが、たくさんの実がなる木ということからきているとの説もあります。

なお、空也上人作と伝えられる「 山川の末に流るる橡殻も身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ」の橡殻(とちがら)とは栃の木の実の殻のことです。

【栽培メモ】

ベニバナトチノキを植えるスペースがないと思いつつ、ついつい 'ブリオッティ' を購入して植え付けました。若木のうちから花が咲くようなので楽しみにしています。

【ベニバナトチノキの概要】

樹高

高木で、5〜10mになります。

種小名のとおり、もともとは肉紅色の花のようですが、'ブリオッティ' は赤色の美しい花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Aesculus × carnea

学名の説明

Aesculus・・・・・セイヨウトチノキのラテン語名に由来します。

carnea・・・・・「肉色の」、「肉紅色の」

hippocastanum・・・・・hippos(馬)+ castaneon(クリ)が語源です。

pavia・・・・・17世紀のオランダの植物学者 Peter Pauw への献名

turbinata・・・・・「らせん状の」、「渦巻き状の」、「倒円錐形の」

【主な種類と品種】

ベニバナトチノキの中でも一般に栽培されているのは、花つきがよく、色も美しい'ブリオッティ'( 'Briotii')という品種です。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 木が大きくなりますので、そのことを考慮して植える場所を選定します。

植え付け

落葉樹ですので、12月もしくは2〜3月頃にします。苗木の大きさにもよりますが、大きめの植え穴を掘り、腐葉土(バーク堆肥)を入れて植え付けます。

植えた後は支柱を立て、たっぷりと水やりをします。

植え場所

日当たりのよい場所に植え付けますが、木が大きくなりますので、そのことを考慮して場所を選定する必要があります。

剪定

放任しても自然に樹形を整えていきますので、あまり剪定の必要はありません。

木が大きくなりすぎる場合は、芯を止めて樹高を抑え、側枝を適宜剪定して樹冠が大きくなりすぎないようにします。この際、枝は途中から切らずに付け根から切り取るようにします。時期は落葉している間に行います。

ベニバナトチノキは、その年に伸びた枝の頂芽が花芽になり、翌年の春にこの芽が伸びて花が咲きます。冬に剪定して枝先の花芽を切ると花が咲かなくなります。ですので、枝先の剪定は花後に、芽のある節の下を切るようにします。花芽はふっくらとしていますので、簡単に見分けが付きます。

肥料

植え付け後は、2月と9月頃に有機質肥料を株の周りに施します。成木になれば、それほど必要としません。

病気・害虫

特にはありません。

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