ペンタス Pentas lanceolata

ペンタスの花
写真 ペンタス
撮影時期 2017.10.9
栽培状況 苗購入後、庭植え
科名・属名

アカネ科
ペンタス属

園芸分類

春まき一年草

別名

クササンタンカ

原産地

熱帯アフリカ、マダガスカル

用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜10月

【ペンタスについて】

ペンタスは、アカネ科ペンタス属の春まき一年草です。ペンタス属は熱帯アフリカからマダガスカルに分布していますが、園芸品種は、ランセオラータ(P. lanceolata)を基に育成されたものです。

花がとてもきれいなうえに、暑さに強くて、しかも花期が長いという優れた特質を持っています。暖地では11月下旬まで花を楽しむことができます。

そのうえ、丈夫で、特に目立った病害虫もなく、夏の花壇に群植するとすばらしい花壇をつくってくれます。

栽培したところでは、春まきした株はそれほど大きくなりませんが、花の終わった株を鉢に取って室内で管理したところ、なんとか冬を越しました。その株を春に植えつけると、大株になり見事に咲いてくれました。

【花の特徴と性質】

ペンタスの花

草丈

販売されている園芸種は、草丈が30〜50p程度です。

ただし、一冬越して花壇に植えると、70p近くになり、株張りも60p近くになりました。

写真のように、5弁の星の形をした花径1pぐらいの小さな花がたくさん集まって半球状の花房をつくります。

色は、白、ビンク、赤、などの色の他、覆輪になった品種もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が弱く、5度以上必要とします。耐暑性は非常に強く、夏でも咲き続けます。

学名の説明

Pentas・・・・・数字の5が語源です。5弁の星の形をした花に由来します。

lanceolata・・・・・「披針形の」 
※ 披針形とは、笹の葉のように、先がとがり、基部がやや広い形をいいます。

【主な種類と品種】

サカタのタネから、「ニュールックシリーズ」がタネで販売されています。このシリーズは、レット、ピンク、ローズなどの花色の混合です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

あまり一般的ではないかもしれませんが、タネから育てることもできます。発芽適温は25度とやや高い一方、発芽から初期の生育がゆっくりなのでので、開花時期までに充実した株にするため、フレームか室内など室温が確保できるところで早めにまきます。

好光性種子でタネが細かいので、清潔で細かくした用土を入れた育苗箱にまきます。覆土はせず底面から吸水させます。

発芽後、本葉が2〜3枚のころに、ポリポットに植え替えて苗を育てます。

ペンタスの花

植え付け

タネをまいて育てた株は、ポットに根が回ったら花壇やプランターに定植します。

花壇に植える場合は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

春になると園芸店などで苗が売られていますので、これを買ってプランターなどに植えつけると、手間をかけずに楽しめます。

鉢植えの用土

赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライトを6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

株間

花壇に植える場合は、タネから育てたときは20p程度とします。

早い時期に苗を購入したときは、管理がよければ株がかなり大きくなりますので25〜30p程度は必要です。

60cmのプランターの場合は、3株ほど植え付けます。

植え場所・置き場所

過湿を嫌いますので、日当たりと水はけのよい場所に植えつけます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

日常の管理

過湿は苦手ですので、鉢やプランターで育てる場合は過湿にならないよう注意します。

終わった花は早めに切り取り、適宜摘心して分枝の多い株にするとにぎやかに咲き続けてくれます。

挿し芽が可能ですので、バーミキュライトなどに挿して増やすことができます。

冬の管理

ペンタスは耐寒性がないので通常は一年草として扱われますが、室内に取り込んで暖かいところに置けば冬を越すことができます。

花壇に植えている株は、11月初旬には切り戻して鉢に取ります。

ペンタスの花

春になって、霜の降りる恐れがなくなってから花壇に植えると、大株になってすばらしくよく咲いてくれます。

肥料

花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり50gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。花期が長いので、成育期間中に月に1回は化成肥料を追肥します。

鉢やプランターに植えた場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、追肥として液肥を1週間〜10日に1回程度施します。

病気・害虫

あまり気になるような病気はありませんが、アブラムシがついたことがありました。

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