ペチュニア Petunia x hybrida

ペチュニアの花
写真 ペチュニア
撮影時期 2008.4.5
栽培状況 秋まき後、プランターで栽培
科名・属名

ナス科
ペチュニア属
(ツクバネアサガオ属)

園芸分類

春(秋)まき一年草

別名

ツクバネアサガオ

原産地

アルゼンチン、ブラジル

用途

庭植え、鉢植え

花期

4月〜10月

【ペチュニアについて】

ペチュニアは、ナス科ペチュニア属の春まき(秋まき)一年草です。ペチュニア属(ツクバネアサガオ属)は、主にアルゼンチンやブラジルなどに30種ほどが自生していますが、現在栽培されている品種は、アキシラリス(P. axillaris)とインテグリフォリア(P. )を中心にして品種改良がされてきたものです。

花色が豊富なこと、花期が長いこと、丈夫で初心者でも簡単に育てられることもあって、最も人気のある草花のひとつです。個人の庭は勿論、道路沿いの花壇などにも多く使われるようになってきました。

タネは小さいですが、生育が早く比較的容易に育てられることも大きな魅力です。

栽培したところでは、秋まきにすると春の早い時期から花が楽しめますので、私は、もっぱら秋まきにしています。

冬はプランターを軒下に置いて育てていますが、寒さで傷むことはなく、3月中旬から少しずつ咲き始め、写真のように4月の中旬には見頃を迎えます。このころだと気温も高くないので、病害虫の発生が少なく、花も長持ちします。

【花の特徴と性質】

ペチュニアの花

草丈

草丈は、10〜20p程度ですので、花壇は勿論、鉢やプランターでも大いに楽しめます。

色が非常に豊富なうえに、覆輪や二色咲きもあります。

花形も一重が一般的ですが下の写真のような八重咲きもあります。

そのうえ、小輪から大輪まで花のサイズもいろいろあって、選択に迷うほどです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は比較的強く、暖地の場合は、秋まきにして鉢やプランターに植え、霜の当たらない軒下に置けば十分に冬を越せます。

学名の説明

Petunia・・・・・タバコを意味する現地語の petun から由来しています。

hybrida・・・・・「雑種の」

【主な種類と品種】

イーグル

花径8〜9pになる大輪で各色がそろっています。

デュオ

八重咲きのペチュニアで花径7pほどの大輪です。

バカラ

中輪で雨に強く、花壇植えに最適な系統です。

クリーピア

暑さに強く真夏も休まずに花をつける系統で、花径6〜7pです。

カーニバル

花径10pほどの大輪花の混合です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

発芽温度がやや高めなので、タネは、3月中旬〜4月中旬ごろにまきますが、早くまくときは、夜間の冷え込みに注意します。

ペチュニアは比較的耐寒性がありますので、暖地の場合は秋まきもできます。鉢やプランターで育てる場合は、春先から花が楽しめるので秋まきがお勧めです。

まく時期は、9月中旬〜10月上旬が適期です。タネが細かいので、ピートバンなどにまき、覆土はしません。

1週間程度で発芽しますので、発芽したら本葉2〜3枚でポットに植え替えて、薄めの液肥を与えながら苗を育てます。

ペチュニアの花

植え付け

本葉が6〜7枚になって、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。秋まきにして花壇に植える場合は、冬は霜除けが必要になります。

花壇に植える場合は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を等量に混ぜた用土などを使います。

株間

花壇に植えるときは20〜25pほどにします。60cmのプランターの場合は、2〜3株ほど植え付けます。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターも、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

定植後、茎が伸びてきたら一度摘心をして枝数を増やすようにします。また、花が一通り終わったら、切り戻しをします。肥培管理をしていれば、新しい芽が伸びてきて、花が咲くようになります。

花がら摘みをして、株が弱らないようにすると長く楽しめます。

冬の管理

秋に花壇に定植したときは、農ポリでトンネルをするなどして、しっかりと霜除けをします。

鉢やプランターに植えた場合は、霜の当たらない軒下などに置いて育てます。

肥料

花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり50gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。後は、開花期間が長いので、月に1〜2回化成肥料を追肥をします。

ペチュニアの花

鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、追肥として1週間〜10日に1回程度液肥を与えます。

用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、追肥として液肥を同様に施します。

病気・害虫

秋に定植したときは、さほど病害虫の被害を受けることはありません。

春まきの場合は、生育につれて、気温が高くなってきますので、アブラムシが付いたり、梅雨や長雨のときに灰色カビ病が発生することがあります。

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