ボロニア・フラセリ

の花
写真 ボロニア・フラセリ
撮影時期 2004.3.7
撮影場所 園芸店にて

科名・属名

ミカン科
ボロニア属

園芸分類

非耐寒性常緑小低木

別名

オージースター

原産地

オーストラリア

用途

鉢植え

花期

3〜4月

【ボロニア・フラセリについて】

ボロニア・フラセリは、オーストラリア原産のミカン科ボロニア属の花木です。園芸店やホームセンターなどでは、もっぱら、オージースターという名前で出回っています。

ボロニア属は、日本の冬の寒さや夏の高温多湿を嫌いますが、本種も同様のようです。

【栽培メモ】

鉢植えで育てましたが、管理が十分でなかったせいもあり、いつの間にかなくなってしまった記憶があります。

【ボロニア・フラセリの概要】

樹高

園芸店やホームセンターなどでは、50p以上のものはほとんど見かけませんが、現地では1.5mほどにはなるようです。

花径が1.5pほどのピンクの4弁の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 やや弱い

暑さ寒さに弱いので、庭植えは困難です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Boronia fraseri

学名の説明

Boronia・・・・・イタリアの植物コレクターの Francesco Borone への献名

fraseri・・・・・オーストラリアで活動した軍人で植物学者のチャールズ・フレーザーへの献名

【主な種類と品種】

ボロニア属の仲間は、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

3月に入ったら開花株が園芸店やホームセンターなどに出回るようになります。高温多湿と寒さに弱いので、鉢植えでの栽培になります。

通常は、鉢が小さい場合が多いですので、この場合は根鉢を崩さないようにして、一回り、もしくは二回り大きい鉢に植え替えます。

鉢植えの用土

酸性の土壌を好みますので、鹿沼土、ピートモス、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土などを使います。

ボロニア・フラセリの花

置き場所

秋から春は日当たりのよいところに置きます。

植え替え

根詰まりを起こすと生育が悪くなります。毎年、花後に切り戻しをするときに植え替えます。

鉢から抜いて、表土と根鉢の土を少し落として、一回り大きい鉢に植え替えます。

日常の管理

生育期間中は乾燥を嫌いますので、水やりを怠らないようにします。乾燥させすぎるとダメージが大きくなります。

とは言え、過湿も嫌いますので、鉢土の表面がよく乾いてから水やりをします。

剪定

花後に、株を半分程度に切り戻して樹形を整えます。

夏の管理

高温と多湿を嫌いますので、長雨を避け、半日陰の涼しいところに置くようにした方が安全です。とはいえ、関東以西の温暖地では、夏越しは、なかなか厳しいと言えます。

冬の管理

冬は室内の日当たりのよい場所で管理します。

肥料

植えつけ、植え替え時に緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。

後は、4〜6月と9〜10月に液肥を2週間に1回程度与えます。

病気・害虫

特にないようです。

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