ボケ(木瓜) Chaenomeles speciosa

ボケの花
写真 ボケ
撮影時期 2015.3.22
栽培状況 庭植え
科名・属名

バラ科
ボケ属

園芸分類

落葉低木

別名

木瓜
カラボケ

原産地

中国、日本

用途

庭植え、鉢植え

花期

2〜4月

【ボケについて】

ボケは、バラ科ボケ属の落葉低木で、中国原産のスペシオサ種(C. speciosa)と、本種と日本原産のクサボケ(C. japonica)との交配種や自然交雑種(C. × superba)が栽培されています。

江戸時代から庭植えや盆栽として栽培されてきており品種も多くありますが、サツキのように絞りや咲分けをするものもたくんあります。

ボケとは変な名前が付いたものですが、ボケを「木瓜」と書きます。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものがボケになったと言われています。

そうは言われても今ひとつピンときませんでしたが、庭に植えているボケにとても大きな実が付いたので、納得することができました。

栽培したところでは、丈夫な花木ですがアブラムシが付きやすいので、ひどい場合は薬剤散布が必要な場合になりました。

【花の特徴と性質】

ボケの花

樹高

樹高は2mぐらいで、株立ち状になります。枝に多くの棘があります。

剪定をすれば、樹高を低く抑えることができます。

花径は2〜3pで、花色は白、桃、朱紅、緋紅色の他、咲き分けする品種もあって人気が高い花木です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強く、暖地では2月から花が見られます。

学名の説明

Chaenomeles・・・・・ギリシャ語の chaino(開ける)+ melon(リンゴ)が語源です。

speciosa・・・・・「美しい」、「きれいな」

superba・・・・・「素晴らしく立派な」、「飛び切り上等な」

【主な種類と品種】

東洋錦

白地に紅、ビンクの絞り咲きで、花径5pの大輪種。咲き分ければ見事ですが、赤が強い傾向があります。

長寿楽

朱色を含んだ紅色で、花径5pの大輪種。花付きのよいボケの代表的品種です。

大八州

白色の八重咲きで、花径5pの大輪種

昭和錦

洋紅色の八重咲きでカイドウに似て垂咲きになります。花径5pの大輪種

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

植え付けは秋に行うのがよく、10〜11月に行うのが最適です、春に植えつけると、根頭がんしゅ病にかかりやすいので、できるだけ避けるようにします。

庭に植えつけるときは、苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、堆肥を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。

購入した株が小さい鉢に植えられているときは、鉢植えでしっかりした株に育ててから、秋に庭に植えつけた方が無難です

ボケの花

購入した株を鉢植えで育てる場合は、通常、開花株の場合がほとんどですので、鉢が小さすぎるときは、根鉢を崩さないようにして一回りか二回り大きめの鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

赤玉土、腐葉土、川砂を5:3:2の割合に混ぜた用土などに植えつけます。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと排水のよいところであれば、土質はさほど選ばず、どこでもよく育ちます。

鉢植えも日当たりのよいところに置いて育てますが、夏場は半日陰に置いて、水やりの負担を少なくし、鉢が乾燥しすぎないようにします。

植え替え

鉢植えは、毎年もしくは2年に1回は植え替えをします。10〜11月に根鉢を半分程度崩して、古い根を整理してから新しい用土に植え替えます。

剪定

樹形が乱れやすいので剪定作業が欠かせませんが、剪定の良し悪しが花付きに影響します。

ボケの花芽は今年伸びた枝につきますが、基のわずかに伸びた枝に付き、長く伸びた枝にはほとんど付きません。

ボケの花

花芽は11月には確認できるようになりますので、これ以降に、花芽を確認して長く伸びた枝を数芽を残して切り戻します。

また、強い立ち枝や横に強く伸びた枝を切り取ります。

肥料

1〜2月に寒肥として油かすと骨粉を混ぜて木の周囲に施します。

病気・害虫

根頭がんしゅ病にかかったら、発生部分を切り取り、石灰硫黄合剤を塗っておきます。そのほかアブラムシやカイガラムシがつくことがあります。

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