ホスタ Hosta

ホスタの花
写真 'ファイアアンドアイス' (手前)
撮影時期 2014.7.12
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ユリ科
ギボウシ属

園芸分類

宿根草

別名

ギボウシ(擬宝珠)

原産地

東アジア(主に日本)

用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜9月

【ホスタについて】

ホスタは、ギボウシとも呼ばれ日本古来からの園芸品ですが、イングリッシュガーデンでよく利用され、日向から日陰まで幅広く利用できる点が再認識され、最近の人気種になっています。

多くの種類と品種がありますが、葉のサイズで大型、中型、小型に分けることが一般的で、鉢植えの場合は、当然のことながら小〜中型が適しています。

斑入りの美しい葉色の品種やタマノカンザシのように花のきれいな品種もあります。また、斑入りの品種の中にも、けっこうきれいな花が咲くものもたくさんあります。

栽培したところでは、丈夫な宿根草で、庭に植えても、鉢植えでもよく育ちます。

【花の特徴と性質】

ホスタの花

草丈

30〜60pといろいろな品種があります。

初夏に入ると葉の間から花茎が伸びて、白、淡藤色、淡紅紫の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性とも強く育てやすい宿根草です。

学名の説明

Hosta・・・・・オーストリアの N.T.Host への献名です。

plantaginea・・・・・「オオバコに似ている」

longipes・・・・・「長い柄」

【主な種類と品種】

外国産の美しい斑入りの品種がたくさん紹介されていますが、よく栽培されている品種を紹介します。

ファイヤアンドアイス

葉の中心部に白の班が大きく入ります。花は紫がかったラベンダーピンクです。

パトリオット

葉の周辺に白い斑がはっきりと入る品種で、花は紫がかったラベンダーピンクです。

タマノカンザシ
H. plantaginea

八重咲きが好まれ、8〜9月に鉄砲ユリのような純白の八重の花をたくさん付けます。

イワギボウシ
H. longipes

山地の湿った岩場や渓谷に自生しています。‘多摩の雪'という品種がよく栽培されています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

鉢やポットに植わった株を園芸店やホームセンターなどでもよく見かけますし、種苗会社のカタログにもいろいろな品種が出ていますので、これを買って植えつけます。

庭に植えてもよいですし、鉢植えでも育てることができます。鉢植えで育てる場合、購入した株の鉢が小さいようなら、一回り大きめの鉢に植え替えます。鉢やポットに根が十二分に回っているときは根鉢の底を少し崩して植えつけます。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を等量に混ぜたものなどを使います。丈夫な宿根草ですので、用土は、それほど神経質になる必要はありません。

ホスタの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日陰から日向まで場所を選びませんが、夏の直射日光が当たると、特に斑入りの品種は葉焼けをしますので、半日陰もしくは明るい半日陰に植えつけます。ですので、家の北側などにも利用できます。

鉢やプランターは、春と秋は半日陰に、夏は明るい日影に置けばまず失敗はありません。

株間

品種によって株の大きさが異なりますので、植えつけ間隔も品種に応じて変わりますが、通常30〜60pほどにします。

植え替え

花壇に植えた場合は、数年して株が混みあってきたら、株分けを兼ねて植え替えをします。

鉢やプランターに植えた場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

乾燥に弱いので、極端に乾燥させないようにします。特に、夏の水切れには注意します。

冬の管理

冬には地上部が枯れますので、冬が来たら地際から切り取っておきます。

ホスタの花

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

鉢やプランターで育てている場合は、水やりは少なくしますが乾燥させすぎないように注意します。

ふやし方

植え替えの時に株分けができます。

肥料

花壇に植えた場合は、ほとんど必要ありません。逆に肥料の与えすぎは軟腐病の原因になったり、斑入りの品種は斑が薄くなる原因となりますので注意します。

鉢やプランターに植えた場合は、4〜6月と9月に緩効性の化成肥料を置き肥します。

病気・害虫

風通しが悪いとアブラムシやハダニが発生しやすくなります。

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