植え付け
秋に花の咲いた株が出回りますので、これを買って育てるのが一般的です。耐寒性がないので、通常は、鉢での栽培になります。
購入した鉢が小さいときは、根鉢を崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え付けます。
鉢植えの用土
市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。
置き場所
日当たりのよいところに置いて育てます。ただし、夏場は半日陰の涼しいところに置きます。
植え替え
鉢が小さいときは毎年、大きい鉢に植えているときは2年に1回を目安に、4〜5月ごろに植え替えをします。
鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、新しい用土で植え替えます。
同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。
日常の管理
多湿に弱いので、過湿にならないようやりにします。ただし、夏場は水切れさせないように注意します。
それほど分枝をしませんので、摘芯をして枝数を増やします。また、草丈が高くなりますので、花が終わったら切り戻しておきます。
冬の管理
耐寒性がないので、冬は室内に取り込みます。
ふやし方
6月頃に挿し芽ができます。枝先を5〜6pほど切り取って、バーミキュライトなどに挿すとよく発根します。
肥料
植えつけ、植え替え時に緩効性の化成肥料を与えます。後は、成育期間中に、液肥を月2回ほど与えます。
病気・害虫
特にはありません。
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