プルネラ Prunella

プルネラの花
写真 グランディフローラ・ブルー
撮影時期 2017.5.10
栽培状況 秋播き後、プランターで栽培
科名・属名

シソ科
ウツボグサ属

園芸分類

宿根草

別名

オオバナウツボグサ
セイヨウウツボグサ

原産地

ユーラシア、北アフリカなど

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【プルネラについて】

プルネラというのは、シソ科ウツボグサ属の宿根草でウツボグサの仲間です。この中では、ヨーロッパなどが原産でオオバナウツボグサとも呼ばれるのプルネラ・グランディフローラ(P. grandiflora)のタネが種苗会社のカタログなどに載っていて、よく栽培されています。

その他には、ヨーロッパやユーラシアなどに広く分布する西洋ウツボグサ(P. vulgaris)があり、ウツボグサ(P. vulgaris subsp. asiatica)は本種の亜種になります。

暑さ、寒さに比較的強いですが、夏の高温多湿を嫌いますので、庭に植えるときは午後日陰になるようなところが最適です。

グランディフローラのタネを播いて栽培したところでは、高温多湿は苦手なのでその点を注意して育てたところ、案外とよく咲いてくれました。ただし、開花後は枯れるものが多く、暖地では短命のように思われました。

【花の特徴と性質】

プルネラの花

草丈

草丈は10pほどの小ぶりな宿根草です。

花茎の先端に写真のように、ウツボグサに似た小さな花を密に咲かせます。青紫の他、白やピンクの花色もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性ともありますが、やや暑さを嫌います。

学名の説明

Prunella・・・・・ Brunella とも綴り、ドイツ語に由来するらしいと言われていますが、詳細は不明です。

vulgaris・・・・・「普通の」、「通常の」

grandiflora・・・・・「大きな花の」

【主な種類と品種】

グランディフローラ・ブルー

草丈10pほどの花です。ブルーという名前ですが、実際は紫に近い色合いです。

  〃  ピンク

ビンクの花です。

  〃  アルバ

白花です。

【育て方と栽培のポイント】

タネ播き

タネが販売されていますので、タネを播いて育てることができます。一般的には春播きとしますが、関東以西の温暖地では、秋播きもできます。ただし、秋まきの場合は、フレームやビニールハウムなどの設備がないとよい結果は得られません。

発芽適温が15〜20度ですので、春播きは3月下旬〜4月に、秋播きは9月下旬〜10月中旬に播きます。箱播きにして、2mmほど覆土します。

苗の生育はゆっくりですので、発芽後、本葉が2〜3枚になったころ、まずは2号(6cm)若しくは2.5号(7cm)のポリポットに植え替えます。秋播きの場合は、この頃になると、段々と寒くなってきますので、以後は春までフレームやビニールハウスなどに入れて育てます。

プルネラの花

その後、苗が大きくなり、ポットの底に根が回ってきたら、一回り大きい3号のポリポットに植え替えて苗を育てます。

植え付け

庭植えもできますが、草丈も低くコンパクトな株になりますので、鉢やプランターで育てるのに向いています。

春まきの場合は、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターに定植します。春播きの場合は、開花は翌年になります。

秋播きの場合、花壇に植えるときは、春までフレームやビニールハウスなどで育て、暖かくなってから定植します。

鉢やプランターに植える場合は、春まで待たなくてもかまいませんが、外がまだ寒いときは、暖かくなるまではフレームやビニールハウスの中に置き、暖かくなってきてから外に出すようにします。

苗から育てる場合は、春に園芸店やホームセンターなどで売られていることが多いので、これを買って花壇やプランターなどに植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは鹿沼土、赤玉土と腐葉土若しくはバーク堆肥を等量に混ぜたものなどを使います。

株間

15〜20pほどにします。

植え場所・置き場所

高温多湿を嫌いますので、花壇に植える場合は、夏は半日蔭になるようなところが適しています。

鉢やプランターで育てる場合は、秋から春は日当たりのよいところに置きますが、夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。

植え替え

鉢やプランターに植えた場合は、2年に1回は株分けを兼ねて新しい用土に植え替えます。時期は、春先でも10〜11月中旬頃でもかまいません。

日常の管理

過湿を避け、鉢土が乾いてから水やりをします。

夏の管理

高温多湿を嫌いますので、初夏を迎えたら半日陰に、真夏は明るい日陰に置きます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に軽く水やりをします。

ふやし方

タネを播いて育てるほか、株分けで増やすことができます。

肥料

露地植えの場合、それほど肥料を与えなくてもよく育ちます。鉢植えの場合は、生育期間中、月に2〜3回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にないようです。

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