フェリシア Felicia heterophylla |
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【フェリシアについて】 |
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フェリシアは、南アフリカケープ州原産のキク科の秋まき一年草です。この属には、おなじ南アフリカ原産のブルーデジーと呼ばれる宿根草( F. amelloides )がありますが、通常、フェリシアといえば秋まき一年草の( F. heterophylla ) を指します。 この花の特徴としては、ブルーの色彩がよく目立つことで、まとまって咲くとなかなか見栄えがします。 栽培したところでは、タネをまいてポットに植え替えるまでは特に難しいことはありませんでした。 耐寒性がやや弱いので、冬場、農ポリでトンネルをして育てたところ、部分的に過湿になったため一部の株が枯れましたが、まずまずよい花を見ることができました。多少蒸れに弱いので、今なら不織布を使うべきかなと思っています。 |
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【花の特徴と性質】 |
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![]() 草丈 30cmほどのコンパクトな株になりますので、花壇は勿論、鉢植えやプランターにも向いています。 株元から分枝し、ブッシュ状になります。 花 花径は3pで、ブルーの他ピンク、ローズ、パープルなどがあります。 耐寒性・耐暑性 寒さに弱いので、一部の暖地を除いて、冬は霜よけが必要です。耐暑性はなく、花後に枯れてしまいます。 学名の説明 Felicia・・・・・ ・felix(恵まれている、幸運な)が語源とされています。 heterophylla・・・・・「異形葉の」、「多形葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【育て方と栽培のポイント】 |
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タネまき 発芽適温は15〜25度ですので、9月中旬〜10月上旬頃にまきます。通常は箱まきで、覆土は2mm程度にします。遅まきになると、春までに充実した株にならないので、満足できる花を見ることができなくなる恐れがあります。 本葉が3〜4枚のころにポットに植え替えて、育苗します。 ![]() 植え付け 花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1uあたり100g程度撒いて耕しておきます。 1週間ほどしたら、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 本葉が5〜7枚ほどになったら定植します。耐寒性が弱いので、花壇に植える場合は、暖地以外は冬はフレーム内に置き、春に定植したほうが安全です。 株間 20pほどの間隔とします。鉢植えの場合は、4〜5号鉢に1本植えとします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 水のやりすぎに注意し、やや乾燥気味に育てます。過湿にすると蒸れてしまいます。 終わった花をそのままにしておくと見苦しくなるので、早めに摘み取ります。 冬の管理 秋に花壇に定植した場合、そのままだと冬の寒さで傷んでしまうので、不織布でトンネルをするなどの霜除けが必要です。 鉢植えの場合は、軒下など霜の当たらないところに置きます。 肥料 ![]() 花壇に植える場合は、植え込み時に化成肥料を1u当たり50gほど入れて庭土とよく混ぜておきます。追肥はほとんど必要ありません。 鉢やプランターに植える場合は、元肥として緩効性の化成肥料を入れ、暖かくなってきたら追肥として月に2回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 アブラムシがつくことがあります。 |
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