フヨウ(芙蓉) Hibiscus mutabilis

フヨウの花
写真 フヨウ
撮影時期 2014.9.6
栽培状況 庭植え
科名・属名

アオイ科
フヨウ属

園芸分類

落葉低木

別名

(特にありません)

原産地

日本、中国

用途

庭植え

花期

7〜10月

【フヨウについて】

フヨウは、日本、中国が原産のアオイ科フヨウ属の落葉低木です。花は一日でしぼんでしまいますが、夏の暑さにめげず、毎日のように次々と花が咲いてくれます。

フヨウには桃花と白花がありますが、一般には桃花がよく栽培されています。下の句も桃花ではないかと思いますがどうでしょうか。

  花芙蓉美女湯上がりて走りけり  素堂

栽培したところでは、フヨウは、大変花期が長く、家の裏のフヨウは10月になっても、毎日たくさんの花を咲かせます。

【花の特徴と性質】

フヨウの花

樹高

だいたい2m程度です。中には3mほどの木も見かけることがあります。

普通、淡桃色で花底が濃紅色の5弁花ですが、白花も見かけることがあります。

いずれも、花は1日で終わりです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強く、東北南部以南で栽培できますが、暖地でよく育ちます。

学名の説明

Hibiscus・・・・・古代ローマ時代にフヨウ属の植物に付けられ名前から

mutabilis・・・・・「変わりやすい」、「変化する」

【主な種類と品種】

フヨウ

花径10p程度の淡桃色の花を咲かせます。

シロフヨウ

フヨウの白花で、花色以外はフヨウと同じです。(写真下)

スイフヨウ

1日のうちに花色が白からピンク、そして濃桃色と変化するので、酔芙蓉という名前が付いています。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

3月頃に植え付けます。株が大きくなりますので鉢植えには不向きです。

植え付けの際は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3〜4割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え場所

フヨウの花

日当たりがよいところを選びます。暖地ではそれほど考慮する必要はありませんが、その他の地域では北風の当たらないところが最適と言えます。

日常の管理

花は1日で終わりますが、放置すると見苦しくなりますので、できれば早めに取り除いてやります。

冬の管理

暖かくなるにつれ枝葉がどんどんと伸びていきますので、それを見越して、暖地では、落葉後の冬に思いきって切り戻しをしておきます。花は春に伸びる枝に咲きますので、強剪定をしても大丈夫です。

地上部が枯れる地域では、枯れた枝を株元から切り取ります。

肥料

油カスと化成肥料を1〜2月頃株元に撒いて、土と混ぜるてやります。

病気・害虫

ハマキムシがつくとやっかいですので、早めに駆除します。また、フタトガリコヤガがつきやすく、葉を食べてしまうので早めに駆除します。

そのほか、アブラムシも付きますのでオルトラン乳剤などを散布して防除します。

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