ヒッペアスケリア

ヒッペアスケリアの花
写真 ヒッペアスケリア
撮影時期 2009.5.6
栽培状況 鉢植え

科名

ヒガンバナ科

属名

ヒッペアスケリア属

学名

x Hippeaskelia

園芸分類

春植え球根

別名

(特にありません)

原産地

(園芸交雑種)

主な用途

鉢植え、庭植え

花期

5月

【ヒッペアスケリアについて】

ヒッペアスケリアは、ヒガンバナ科ヒッペアスケリア属の春植え球根で、アマリリススプレケリアとの属間交配種です。写真のように、どこかスプレケリアの花の印象を残しています。とにかく、真っ赤な花色が実に魅力的です。

栽培は、アマリリスとほぼ同じで差し支えありません。耐寒性もほぼ同様です。

【栽培メモ】

肥培管理を怠らなければ、毎年よく咲いてくれます。また、最近の温暖化のせいでしょうか、暖冬の時はマルチをするなどして軽く霜除けをしておけば、庭植えでも冬を越しています。

【育て方は下へ ↓ 】

【ヒッペアスケリアの概要】

草丈

30〜40pほどになります。

花径はスプレケリアとほぼ同じ大きさで真っ赤な花が咲きます。ひとつの花茎から2輪咲きます。

ヒッペアスケリアの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐暑性は強く、耐寒性も比較的あります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Hippeaskelia・・・・・ Hippeastrum と Sprekelia を組み合わせたものと考えられます。

【主な種類と品種】

特にありません。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 鉢やプランターに植える場合は、球根の上部が少し出るくらいの浅植えにします。

植え付け

関東以西の温暖地では、植えぱなしでも冬を越せます。その他の地域でも毎年掘り上げれば、庭植えができます。もっとも、やや多湿を嫌いますので、鉢やプランターで育てるのに向いています。いずれの場合でも、植え付けは4月ごろが適期です。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。その際、少し高畝にして、水はけをよくしておきます。

鉢植えの用土

市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

ヒッペアスケリアの花

植え付けの深さ

鉢やプランターに植える場合は、球根の上部が少し出るくらいの浅植えにします。

花壇に植える場合は、球根が隠れる程度に植え付けます。

株間

5〜6号鉢に1球、花壇に植える場合は15pほどの間隔をとります。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てますが、夏は半日蔭に移します。

植え替え

鉢に植えた場合は毎年、プランターなら2年に1回でも差し支えありません。

日常の管理

鉢植えの場合は、過湿を避け土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

冬の管理

花壇に植えた場合は、耐寒性がやや弱いですので、寒くなる前に掘り上げて春まで保管します。関東以西の温暖地では、霜除けをすれば掘り上げしなくても冬を越すことができます。

鉢やプランターに植えた場合は、掘り上げてもかまいませんし、植え替えをしないときは鉢やプランターに植えたまま、軒下や物置など霜の当たらない場所に置いておきます。春が来るまで水やりは中止します。

ふやし方

比較的よく分球しますので、植え替えの時に分球して増やすことができます。

肥料

肥培管理に努めないと翌年花が咲きません。そこで、鉢やプランターに植えた場合は、植え付け時に緩効性肥料を与えるとともに5〜10月に定期的に置肥をするか、1〜2週間に1回程度液肥を与えます。

花壇に植えたときは、春と秋に緩効性の肥料を与えます。

病気・害虫

特にありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。