ピンクネックレス

ピンクネックレスの花
写真 ピンクネックレス
撮影時期 2021.10.7
栽培状況 鉢植え

科名・属名

キツネノマゴ科
キツネノマゴ属

園芸分類

多年草

別名

キツネノメマゴ

原産地

台湾、香港

用途

鉢植え

花期

3〜11月

【ピンクネックレスについて】

ピンクネックレスは、台湾や香港が原産のキツネノマゴ科キツネノマゴ属の多年草です。日本では野草扱いされているキツネノマゴの変種とされていて、キツネノメマゴとも呼ばれています。なお、原産地は、異説もあります。

マツネノマゴ(狐の孫)は一年草ですが、こちらは多年草とされていて、ほふく性で春から秋の終わりまで長く咲き続けます。

【栽培メモ】

鉢植えで栽培したところ、長い間花が咲いてくれました。耐寒性も比較的あり、軒下に置いてありましたが冬を越すことができました。

【ピンクネックレスの概要】

ピンクレックレスの花

草丈

10〜20pほどで横に広がります。

四季咲きで、とても小さなピンの花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐寒性は比較的ありますが、強い霜に当てると傷みます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Justicia procumbens var. hayatae

学名の説明

Justicia・・・・・18世紀のスコットランドの植物学者 James Justice への献名

procumbens・・・・・「平伏の」

hayatae・・・・・新潟県生まれで、主に台湾で植物研究をし「台湾植物の父」と呼ばれる植物学者の早田文蔵への献名

【主な種類と品種】

キツネノマゴ(Justicia procumbens)は、本州から沖縄に広く分布する一年草です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

園芸店やホームセンターで苗が販売されていますので、これを買って植え付けます。鉢やプランターに植え付けますが、関東以西の温暖地では、冬場、霜除けをすれば庭植えもできます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20pほどにします。

ピンクレックレスの花

植え場所・置き場所

庭植えの場合は、やや湿り気味のところが適しています。西日が長く当たって乾燥するようなところは避けるようにします。

鉢やプランターで育てる場合は、半日陰に置くようにします。

植え替え

株が混み合ってきたら、3〜4月頃に植え替えます。

日常の管理

乾燥を嫌いますので、鉢やプランターで育てる場合は水やりを忘れないようにします。

夏の管理

夏の強い日差しを嫌いますので、夏は、半日陰もしくは午前中少し日が当てるようなところに置きます。

冬の管理

耐寒性が比較的ありますが、鉢やプランターで育てる場合は、霜の当たらない軒下などに置きます。庭植えの場合は、不織布を掛けるなどして霜除けをします。

肥料

春から秋にかけて薄めの液肥を月に1〜2回与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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