ハンカチノキ

ハンカチノキの花
写真 ハンカチノキ
撮影時期 2021.5.6
栽培状況 庭植え

科名

ヌマミヅキ科

属名

ハンカチノキ属

学名

Davidia involucrata

園芸分類

落葉高木

別名

ダビディア
ハトノキ

原産地

中国

主な用途

庭植え

花期

5月

【ハンカチノキについて】

ハンカチノキは、中国の雲南省や四川省が原産のミヅキ科ハンカチノキ属の落葉高木で、1属1種です。庭木(花木)として注目されはじめたのは比較的最近のことです。名前は、2枚の白い大きな苞をハンカチに見立てたことに由来しています。

落葉高木で、苗木を植えてから開花するまで10年近くかかると言われていますが、種苗会社のカタログを見ると木が小さいうちから開花する一才性の苗木が販売されています。この一才性の品種は貴重なのか接木苗で販売されていて、かなり高い値が付いています。

【栽培メモ】

一才性の小さな接木苗を購入して育てていましたが、うっかり乾燥させすぎたためか途中で枯れてしまいました。そこで、今度は、通常の大きさになる苗木を庭植えにして育てているところです。

【育て方は下へ ↓ 】

【ハンカチノキの概要】

樹高

5〜6mほどになります。

花のように見える白い大きな花弁が特徴ですが、これは苞(苞葉)と呼ばれる部分です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 比較的強い

耐寒性があり、葉を落とすものの特に問題なく冬を越しています。耐暑性も比較的強いと言えます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Davidia・・・・・19世紀のフランス人宣教師で半物学者の Armand David への献名

involucrata・・・・・「総苞の」、「総苞のある」 
※ 総苞とは、花序全体の基部を包む苞のことです。

【主な種類と品種】

一才性の苗木が販売されています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

落葉樹ですので、11〜12月又は2〜3月ごろが適期です。一才性の品種を秋に購入しましたが、苗木が小さいことから、1〜2年は鉢植えで大事に育ててから庭に植えようかと思っています。

植え場所

日当たりを好みますが夏の高温乾燥を嫌うことから、午後は日陰になるようなところが最適です。少なくても、夏の西日が当たるようなところは避けるようにします。

日常の管理

乾燥を嫌いますので、晴天が続いて庭土が乾燥してきたら早めに水やりをします。特に、植えてから2〜3年は乾燥させすぎないように注意します。

剪定

自然に樹形をつくっていきますので、基本的に剪定はあまり必要ではありませんが、植え場所の関係で、木が大きくなりすぎてきたときは、落葉期の12〜2月ごろに伸びすぎた枝を切り戻して樹形を整えます。

肥料

寒肥として1〜2月ごろに有機質肥料を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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