ハレーシア

ハレーシアの花
写真 ハレーシア・カロライナ
撮影時期 2021.3.31
栽培状況 庭植え

科名

エゴノキ科

属名

アメリカアサガラ属

学名

Halesia

園芸分類

落葉中高木

別名

アメリカアサガラ、西洋エゴノキ

原産地

北アメリカ

主な用途

庭植え

花期

4月

【ハレーシアについて】

ハレーシアは、北アメリカを原産とするエゴノキ科アメリカアサガラ属の落葉中高木です。現在、栽培されているのは、カロライナ種(H. carolina)とモンティコラ種(H. monticola)です。

同じ科のエゴノキと同様、ベルのような花がたくさん咲きますが、エゴノキよりも花が大きく、ふっくらとしています。また、カロライナ種は花の咲く時期も早く、3月下旬には咲き始めます。

【栽培メモ】

小さな苗木を植え付けてあまり間がないですが、木が小さいうちからよく花が咲いています。ただし、生育はゆっくりです。

【育て方は下へ ↓ 】

【ハレーシアの概要】

樹高

5mほどになると言われていますが、植え付けてからの生育はゆっくりです。

白い花が垂れ下がって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Halesia・・・・・イギリスの牧師で生理学者、化学者の Stephen Hales に因みます。

carolina・・・・・アメリカの「カロライナの」

monticola・・・・・「山に住む」、「山で成育する」

【主な種類と品種】

カロライナ種、モンティコラ種ともに白花ですが、モンティコラ種にはピンクの花が咲く‘ロゼア’という品種があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 自然に樹形を形成していきますので、剪定はあまり必要ありません。

植え付け

落葉樹ですので、11〜12月もしくは2月中旬〜3月上旬頃が植え付けの適期です。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付け後はたっぷりと水やりして、支柱を立てておきます。

ハレーシアの花

植え場所

少し湿潤なところを好みますので、根元が乾燥しすぎるようなところは避けるようにします。

剪定

ハレーシアは、自然に樹形を形成していきますので、込みすぎた枝を付け根から切り取る程度にします。

肥料

幼木のときに、冬場に有機質肥料を、花後に緩効性の化成肥料をいずれも少なめに与えます。後は成育が旺盛なので、特に必要はありません。

病気・害虫

カミキリムシの食害を受けることがあります。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。