バイオリンの木

バイオリンの木の花
写真 バイオリンの木
撮影時期 2018.9.29
栽培状況 鉢植え

科名・属名

クマツヅラ科
キタレクシルム属

園芸分類

非耐寒性落葉高木

別名

キタレクシルム・スピノスム

原産地

フロリダ半島、カリブ海周辺地域など

用途

鉢植え

花期

5〜11月

【について】

バイオリンの木は、フロリダ半島、カリブ海周辺地域、ベネズエラなどが原産のクマツヅラ科キタレクシルム属の非耐寒性の落葉高木です。もっとも、耐寒性がありませんので庭植ができないため、さほど大きくはならないと思われます。

バイオリンの木と呼ばれるのは、この木でバイオリンの弓を作ったことに由来すると言われています。花が一面に咲くということはありませんので、それほどインパクトはないかもしれませんが、花はとてもよい香りをもっています。

栽培したところでは、冬の間、土間に入れていたところ、芽を吹くのが遅く諦め掛けていたら、5月に入ってやっと芽を出してくれました。その後は、よく育っています。

【バイオリンの木の概要】

樹高

現地では15mにも達する高木となりますが、鉢植えでの栽培になりますので、栽培する上では落葉小低木と考えるべきかと思われます。

総状花序が下に垂れる咲き方をします。一つ一つの白い花はごく小さいですが、とてもよい香りを持っています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性はありますが、耐寒性はありません。気温が10度を下回ると葉を落とします。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Citharexylum spinosum

学名の説明

Citharexylum・・・・・ギリシャ語の kithara (竪琴) + xylon (wood)が語源です。

spinosum・・・・・「針のある」、「刺のある」

【主な種類と品種】

この属で流通しているのは、本種だけのようです。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 鉢植えは、毎年植え替えます。

※ 冬場は、室内に取り込みます。

植え付け

まだ、あまり流通していないようですが、園芸店やホームセンターなどで見かけることがあります。販売されている木は、鉢が小さく根詰まり気味の場合が多いですが、そのときは、あまり根鉢を崩さないようにして一回りか二回り大きい鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土に植え付けています。

バイオリンの木の花

置き場所

春から秋は、夏場を除き、日当たりのよいところに置きます。

植え替え

木の勢いが強そうなので、毎年植え替えた方がよいと思われます。時期は、気温の上がってくる5月ごろが適期です。

根鉢をあまり崩さないようにして、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

日常の管理

鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

剪定

通常の栽培では冬に葉を落としますので、その後で、伸びすぎた枝などを軽く切り戻しておきます。

夏の管理

夏の強い日差しに当てると葉焼けすることがありますので、半日陰に置きます。

冬の管理

耐寒性がありませんので、冬は室内に取り込みます。水やりは控えめにし、肥料は必要ありません。

肥料

5〜10月ごろに、月1回程度緩効性の化成肥料を置き肥します。

病気・害虫

特にないようです。

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