パキスタキス

パキスタキスの花
写真 パキスタキス・ルテア
撮影時期 2010.8.7
栽培状況 開花株購入

科名・属名

キツネノマゴ科
パキスタキス属

園芸分類

非耐寒性常緑小低木

別名

ウコンサンゴ

原産地

ペルー

用途

鉢植え

花期

5〜10月

【パキスタキスについて】

パキスタキスは、ペルー原産のキツネノマゴ科パキスタキス属の熱帯性の常緑花木です。パキスタキス属は、中南米の熱帯地域に6種類ほどあるそうですが、この属の中でよく見かけるのがルテアで、通常、パキスタキスといえば本種を指します。

黄色の鱗(うろこ)状の部分が直立して、よく目立ちます。下の写真のように植物園の温室では定番ですが、園芸店やホームセンターなどでも販売されています。

栽培したところでは、寒さに弱いですが、冬は室内で管理すれば、特に問題ありませんでした。

【パキスタキスの概要】

樹高

100〜150p程度になりますが、鉢植えで育てる分にはそれほど大きくなりません。

茎の先端に長さ10pほどの花穂をつけます。花のように見える黄色い部分は、正しくは花ではなく、苞と呼ばれる部分です。本当の花は、写真のように白くて細長い形をしています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性はありますが、耐寒性はありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Pachystachys lutea

学名の説明

Pachystachys・・・・・ギリシャ語の pachy(太い、厚い)+ stachyus(穂状花)が語源です。

lutea・・・・・「黄色の」

【主な種類と品種】

パキスタキス属の中で一般に栽培されているのが本種のルテアです。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 夏場を除き、日当たりのよい場所で育てます。

植え付け

耐寒性がないので、通常は鉢植えで育てますが、花壇に植えて10月下旬ごろまでに鉢に取り上げるという栽培方法もあります。

一般には、春から初夏に開花株が出回りますので、これを買って育てます。

購入した株の鉢が小さいときは、根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えるか、花壇に植え付けます。

パキスタキスの花

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜた用土などを使います。

置き場所

日当たりが悪いと花つきが悪くなりますので、年間を通して日当たりのよい場所で育てます。

ただし、夏場は、強い日差しで葉焼けする場合がありますので明るい日陰に移し、鉢が乾燥しすぎるのを防ぎます。

植え替え

植え替えは、5〜6月頃が適期です。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

鉢植えの場合は、水切れにならないようにします。夏場は特に乾きやすいので注意します。

冬の管理

耐寒性がありませんので、冬は室内に取り込みます。取り込む前に切り戻しをしておきます。花壇に植えた場合は、遅くても10月中に掘り上げて、鉢に取ります。

水やりは少なくし、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

室内でも、温度が十分でないと葉を落とすことがありますが、低温に当てなければ春に芽が出てきます。

ふやし方

5〜7月ごろに、バーミキュライトなどに挿して増やすことができます。

肥料

植え付けるときに緩効性肥料を用土に混ぜて植えつけます。また、追肥として成育期間中に液肥を月に2〜3回与えます

病気・害虫

カイガラムシがつくことがあります。

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