ハス(蓮)

ハスの花
写真 ハス
撮影時期 2010.7.28
撮影場所 土佐市蓮池にて

科名・属名

ハス科
ハス属

園芸分類

宿根性水性植物

別名

(特にありません)

原産地

アジア
北アメリカ

用途

鉢植え(水生)

花期

7〜8月

【ハスについて】

ハスは、インド、イラン、中国が原産の水生植物で、古代から栽培されています。スイレン科としている園芸書が多いですが、最近はハス科に分類されているようです。スイレンと比べると公園の池などに植えられている例はやや少ないように思います。

品種改良は中国が最も盛んで、日本にも入ってきています。小型の品種であれば家庭でも栽培することができます。

特に、碗蓮という小型の品種なら、小さい容器で栽培できそうです。私も園芸店で1鉢買って育てていたら、中の写真のような花が咲いてくれました。

なお、下の写真を撮した石土池は、約25ヘクタールの広い池で、この池のハスは、池全体を覆うほどで開花時はすばらしい景観を見せていました。しかし、2004年に相次いで襲来した台風によって壊滅的な被害を受け、全く見られなくなってしまいました。寂しい限りですが、住民でつくる「石土池の自然を守る会」が再生に向けて取り組みをしているとのことです。

【ハスの概要】

ハスの花

草丈

ハスもスイレンも同じように水面に浮いているように思いますが、一般的にハスの葉は水面から突き出ています。

ただし、水深が深くなるとスイレンと同じように浮き葉だけになります。

ハスの花は写真のように花径が水面から突き出て咲きます。花色は白、ピンク、紅色で複色花もあります。花径は、大輪になると20pを越えますが、中輪で15p前後です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐寒性はありますが、鉢植えは冬凍ると傷むようです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Nelambo nucifera

学名の説明

Nelambo・・・・・ハスに付けられたセイロンの現地語が語源です。

nucifera・・・・・「堅果のある」

【主な種類と品種】

たくさんの品種がありますが、家庭で楽しむのには碗蓮という小型の品種が適当です。最近、中国から、中国碗蓮というさらに小型の品種も入ってきています。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 家庭で楽しむのには碗蓮という小型の品種が適当です。

※ 高温を好むので、できるだけ日の当たるところに置きます。

ハスの花

植え付け

ハスの植えつけの適期は3月下旬〜4月上旬です。スイレンは鉢に植えて水中に沈めますが、ハスは地下茎が伸びるので、水をためる容器にそのまま植えつけます。

このとき、切り口は水中に出し、伸びる方向が空くように斜め下向きに植えつけます。用土は田土に腐葉土を2割ほど混ぜたものが最適です。

用土の深さは20〜25p、水面まで5〜10pが適当です。

置き場所

高温を好むので、できるだけ日の当たるところに置きます。耐寒性はありますが、鉢植えは冬は凍らないところに移します。

日常の管理

株分けは毎年行います。節のところをよく切れるナイフで切り分けます。

肥料

スイレンもそうですが、ハスも多肥を好みます。植え付け時に緩効性肥料を与えるとともに、追肥として固形肥料を月1回程度土の中に埋め込みます。

病気・害虫

株分けしたとき、切り口から腐ることがあるので、消毒して植えるとよいようです。

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