虹色スミレ

虹色スミレの花
写真 虹色スミレ
撮影時期 2015.3.14
栽培状況 秋播き後、プランターで栽培

科名・属名

スミレ科
スミレ属

園芸分類

秋まき一年草

別名

特にありません。

原産地

北ヨーロッパ

用途

庭植え、鉢植え

花期

12〜5月

【虹色スミレについて】

虹色スミレは、「サカタのタネ」のオリジナル品種ですが、複色花で花色が鮮やかなところから、ひときわ目立ちます。

色別にタネが出ていますが、花色をミックスしたタネも販売されています。また、同じ品種でも、色幅があって楽しいものです。

【栽培メモ】

育てやすいことは、他のパンジーと同様です。個人的には、どんな花が咲くのか楽しみなのでミックスのタネを播いています。

【虹色スミレの概要】

虹色スミレ ‘ムーンライト’の花

草丈

15〜20p程度です。

花径は5cm程度で、花色も豊富で、好みに応じて選べます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

耐寒性は強く、温暖地では冬でも露地で栽培できます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:やさしい

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Viola x wittrockiana

学名の説明

Viola・・・・・この属の植物の古ラテン名が属名になっています。

wittrockiana・・・・・スウェーデンの植物学者 Veit Brecher Wittrock に因みます。

【主な種類と品種】

‘スイートハート’
(下から二枚目の写真)

淡いビンク〜濃いピンクのやさしい色合いの花です。

‘メープル’
(下の写真)

赤と黄色のコントラスト美しい品種です。

‘ムーンライト’
(上から二枚目の写真)

黄色に紫の覆輪が入る品種です。

‘ノーブル’

紫に中心部が白くなる品種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培は、他のパンジーとほぼ同様です。

栽培のポイント

※ 極端な早播きは発芽が悪くなりますので注意します。

虹色スミレ ‘スイートハート’の花

タネまき

9月上旬から10月上旬に播きますが、遅くなると冬までに充実した株になりませんので、あまり遅くならないようにします。

ただし、極端な早播きは発芽が悪くなりますので注意します。

早い時期に播くときは、気温が下がる夕方頃からなるだけ涼しいところでタネを播きます。タネまき後3〜5時間に急激な高温にあうと発芽不良になります。

育苗箱に播き、覆土は2mmほどにします。発芽後、本葉が2〜3枚のころにポットや小鉢に植え替えます。

植え付け

花壇に植えつけるときは、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり50〜100gほど撒いて耕しておきます。

本葉が6〜8枚になったら、花壇やプランターに定植します。

花壇に植えつける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5〜10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。

植え場所・置き場所

日当たり、排水のよいところに植えます。 鉢やプランターも同様に日当たりのよいところに置きます。

株間

20p程度の間隔とします。60cmのプランターの場合は、3株が目安です。

日常の管理

花がらや枯れてしまった葉をこまめに取り除いて、清潔に管理すると、長い間きれいな花を楽しめます。

虹色スミレ ‘メープル’の花

冬の管理

耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。

肥料

花壇に植えるときは、化成肥料を1u当たり50〜100gほど施します。花期が長いので、暖かくなったら追肥として化成肥料を与えます。

鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。

病気・害虫

これというような病害虫はありませんが、葉や花がナメクジに食べられることがあります。特に幼苗を食べられるとダメージが大きくなります。

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