ハギ(萩) Lespedeza spp.

ハギの花
写真 ミヤギノハギ
撮影時期 2007.9.15
栽培状況 庭植え
科名・属名

マメ科
ハギ属

園芸分類

落葉広葉低木

別名

ヤマハギ

原産地

日本、中国、朝鮮

用途

庭植え

花期

6〜9月

【ハギについて】

ハギは、秋の七草のひとつで、古くから日本人に愛されてきた花木です。万葉集では、ハギを詠んだ歌はウメを上回って第1位になっているそうです。

蝶に似た小さな花がいっぱいに咲いた枝が風に揺れる様は、なかなか風情のあるものです。

栽培したところでは、株立ち上になって、横に広がりますので、どちらかと言えば庭植えに向いています。

【花の特徴と性質】

樹高

高さは1.5〜2mほどになります。株元からたくさんの枝が叢生します。

秋の七草とはいえ、花は案外早くから咲き始めます。一般には紅紫の花を多く見かけますが、白花や絞りの花もあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒、耐暑性が強く全国で栽培可能です。

学名の説明

Lespedeza・・・・・スペイン人の Vincente M. de Cespedez への献名

bicolor・・・・・「二色の」

thunbergii・・・・・スウェーデンの C.P.Thunberg への献名

【主な種類と品種】

ヤマハギ
L. bicolor

高さ2mほどで紫紅色の花が咲きます。花期は7〜11月です。白色の地に紅紫の絞りが入る‘江戸絞り'は、ヤマハギの一種とされています。

ミヤギノハギ
L. thunbergii

古くから親しまれているハギの代表種で、枝が垂れ下がって、紅紫色の花を咲かせます。

シロバナハギ
L. thunbergii var. albiflora

ミヤギノハギの変種と言われています。花は白花です。

【育て方と栽培のポイント】

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。鉢植えも日当たりのよいところに置いて育てます。

植え付け

2月下旬〜3月中旬もしくは11〜12月頃が植えつけの適期です。園芸店などでは、植えつけの適期には販売されてなく、6月ごろから販売されています。鉢植えですので、すぐに庭に植えてもかまいませんが、鉢で育てる場合は、落葉してから植え替えます。

ハギの花

花壇に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を4:3:3程度に混ぜ合わせた用土などを使いますが、丈夫な木ですのでそれほど神経質になる必要はありません。

植え替え

鉢植えの場合は、2年に1回の頻度で、2月下旬〜3月中旬もしくは11〜12月に植え替えます。園芸店などで購入した株もも、同じ時期に一回り大きめの鉢に植え替えます。

日常の管理

鉢植えは、夏場の水切れに注意します。

剪定

花は、その年に伸びる新しい枝につきますので、葉が落ちて1〜2月ごろ、地際から株を刈り込んでおきます。スタンダード仕立てにする場合は、太い枝を2〜3本残して、他は切り取っておきます。

6月以降に、新しい枝を深く切りつめると、花が見られなくなりますので注意します。

ふやし方

植え替え時に、株分けをして増やすことができます。

肥料

マメ科の植物ですので、肥料はあまり必要としません。逆にチッソ肥料を多く与えると花付きが悪くなってしまいます。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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