ネコヤナギ

ネコヤナギの花
写真 四万十ネコヤナギ
撮影時期 2014.3.23
栽培状況 庭植え

科名

ヤナギ科

属名

ヤナギ属

学名

Salix gracilistyla

園芸分類

落葉低木

別名

カワヤナギ

原産地

日本

主な用途

庭植え

花期

2〜3月

【ネコヤナギについて】

ネコヤナギは水辺を好む落葉低木です。春先に銀白色の花穂が美しいので、切り花にも利用されます。名前の由来は、花穂をネコの尾にたとえたことによります。

上の2枚の写真は、ホームセンターで見つけたネコヤナギの一種のシマントネコヤナギ(四万十猫柳)を庭に植えたものですが、花色はクリーム色で、花・葉ともに小ぶりで扱いやすいのが特徴です。

【栽培メモ】

庭植えにしていますが、暑さ、寒さに強く丈夫です。

【育て方は下へ ↓ 】

【ネコヤナギの概要】

樹高

0.3〜2mほどになります。

銀白色の美しい花穂が特徴です。花穂がピンクの品種もあります。

ネコヤナギの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Salix・・・・・本属の植物のラテン古名に由来します。

gracilistyla・・・・・ gracilis(か細い、ほっそりした)+stylus(花柱)が語源です。

【主な種類と品種】

シマントネコヤナギ
(四万十猫柳)

四万十川の川岸に自生する小型のネコヤナギで、早春の銀白色の美しい花穂が魅力です。

ピンクネコヤナギ

花穂がピンク色になるので人気のあるネコヤギです。

クロメヤナギ

ネコヤナギの変種で、花穂が黒い品種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 通常の剪定は、花後、あまり間をおかずに行います。

植え付け

落葉樹ですので、真冬を除いて秋から春先に植え付けます。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ネコヤナギの花

植え場所

日当たりのよいところを好みます。また、もともと水辺を好む性質がありますので、乾燥しやすいところは避けるようにします。

剪定

夏には花芽ができてきますので、通常の剪定は、花後、あまり間をおかずに行います。秋以降の剪定は伸びすぎた枝を整理する程度にとどめます。

冬に強剪定をすると、せっかくできた花芽を切り取ることになります。

肥料

特に必要ありません。

病気・害虫

アブラムシが発生することがあります。

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