ネリネ Nerine spp.

ネリネの花
写真 ネリネ
撮影時期 2008.11.15
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ヒガンバナ科
ネリネ属

園芸分類

夏(秋)植え球根

別名

ダイヤモンドリリー

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え

花期

10〜12月

【ネリネについて】

ネリネは、南アフリカ原産のヒガンバナ科ネリネ属の夏(秋)植え球根です。ダイヤモンドリリーという素晴らしい別名がありますが、キラキラと輝く花弁は、本当にすばらしいものです。また、花の咲いている期間が長く、秋に咲く球根植物としては、最高のものと言えます。

一般に、夏植えのネリネは、サルニエンシス(Nerine sarniensis)を元に品種改良されたもので、秋から冬に生育しますが、これとは別にボーデニーNerine bowdenii)など春植えで暖かくなってから生育する種類があります。

栽培したところでは、夏(秋)植えのネリネは、鉢栽培になりますが、栽培は難しいことはなく、むしろ、とても簡単です。3〜4年は植えっぱなしにしていますが、毎年、よく咲いてくれます。

【花の特徴と性質】

ネリネの花

南アフリカ原産の球根で、主にイギリスで品種改良されたものです。

草丈

草丈は30〜50pほどになります。

花に日が当たると花弁がキラキラと輝き、宝石のような花といわれていますが、本当に輝きのある花で、ダイヤモンドリリーと呼ばれるのもうなずけます。

40pほどの花茎の先に10〜12輪ほど咲かせます。花径は5〜6pほどで、花色は赤、赤紫、ピンク、白などです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はさほどありません。

学名の説明

Nerine・・・・・ギリシャ神話の水の精の名前に由来します。

sarniensis・・・・・「サーニア島の」
※ ガーンジー島のことです。

bowdenii・・・・この種を紹介した Athelston Bowden に因みます。

【主な種類と品種】

以下の品種は、「サカタのタネ」のカタログに出ていた品種の一部です。

キングシリーズ

ネリネの育種家等で有名な小森谷氏の作り出した品種で、赤、赤紫、白などの色があります。

秋の祈り

淡いパステルカラーの花です。

秋の夢路

ピンクの花で中心部が薄くなる美しい花です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

球根を買って植え付ける場合は、8〜9月頃が適期です。入手したらすぐに植えつけます。ネリネは、庭植えではよく育たないので鉢での栽培になります。なお、球根が小さい場合、開花は2年目になることがあります。

ネリネの花

植え付けの深さ

植えつけは、球根の肩が見えるくらいの浅植えにします。

鉢植えの用土

過湿を嫌いますので水はけのよい用土に植えつけます。赤玉土などを使い、腐葉土や堆肥類は混ぜない方が無難です。

鹿沼土に苦土石灰を少々混ぜた用土を使ってみたことがありますが、特に問題もなく育っていました。

置き場所

植えつけ後は涼しい半日陰に置き、葉が伸びてきたら日当たりのよいところに置きます。

株間

鉢の場合は6号鉢に3球が目安です。

植え替え

毎年植え替える必要はありません。3〜4年たつと球根が混みあってきますので分球を兼ねて、9月頃に掘り上げすぐに植えつけます。

日常の管理

鉢の表面が乾いたら水をやる様にし、過湿にならないように注意します。

花が終わって葉が伸びてきたら、勿論過湿は避けますが、かと言って、あまり乾燥させすぎないように注意します。

休眠期の管理

5月頃葉が黄色くなってきますので灌水を減らし、鉢のまま雨のかからないところで休眠させます。

ただし、完全に乾燥させてしまうと球根がやせてしまいますので、たまに軽く水を与えます。

ネリネの花

冬の管理

耐寒性はそれほどありませんが、私は、軒下の霜の当たらないところに鉢を置いていますが、それで冬を越しています。ですので、関東以西の暖地の場合、霜の当たらない軒下であれば、冬を越せるではないかと思われます。

その他の地域であれば室内に入れるようにします。

いずれの場合も、冬場は鉢土がなかなか乾かないので水やりは控えめにします。かなり乾いてから水やりをします。

肥料

ネリネはやせ地に強い植物ですので、肥料はほとんど必要ありません。

むしろ、与えすぎるとよい結果は得られません。ときどき、薄目の液肥を与えていますが、それで問題なく美しい花が楽しめます。

病気・害虫

特にありません。

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