ディアスキア Diascia barberae

ディアスキアの花
写真 ディアスキア
撮影時期 2017.4.22
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ゴマノハグサ科
ディアスキア属

園芸分類

一年草、耐寒性常緑宿根草

別名

ディアスシア
ニカクソウ

原産地

南アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【ディアスキアについて】

ディアスキアは、南アフリカ原産のゴマノハグサ科の秋まき一年草(宿根草)です。花期が長く、草姿も小型ですので鉢やプランターなどで楽しむのに適しています。

ただし、夏の高温多湿にはそれほど強くありません。むしろ、弱いほうです。

栽培したところでは、極端な暑さ、寒さを嫌いますが、どちらかというと暑さが苦手なようで、大きくなった株は、夏に枯れることが多いと言えます。上の2枚の写真の株も夏には枯れてしまいました。

ところで、ディアスキアには、一年草と宿根草があるとされていますが、現在、出回っている品種のディアスキアの学名をみると Diascia barberae となっていて、これは一年草のようです。ただ、栽培環境がよければ夏を越して宿根草にもなるようです。

あるサイトの記事では、モルテネンシス(D. moltenensis)やリゲスケンス(D. rigescens)は 多年草とされていますが、これらの品種が実際に出回っているのでしょうか? 

タネが出ている 'ピンククイーン' という品種は一年草と記載されていますが、やはり夏を越せませんでした。

【花の特徴と性質】

ディアスキアの花

草丈

20pほどです。

花径2〜3pほどの花で、花色は赤、ピンク、白などがあります。今のところ、ピンク〜濃桃系の花をよく見かけます。

耐寒性・耐暑性

比較的耐寒性があり丈夫な草花です。耐暑性もそれほど強いとはいえません。

夏は半日陰の涼しいところで管理すれば、暖地でも夏を越せるものもあります。

ただし、品種にもよるのかもしれませんが、株が大きくなると枯れることがよくあります。

学名の説明

Diascia・・・・・ギリシャ語の dis(二つ)+ askos(袋)が語源です。

barberae・・・・・19世紀のイギリスの植物学者 Mary Elizabeth Barber への献名

【主な種類と品種】

‘ピンククィーン'

草丈25pほどのピンクの花で、タネが出ています。

‘レッドエース'

朱色の花が咲きます。

‘ルビーフェルト'

ピンクの花です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネから育てる場合は、発芽温度が20度ほどですので、暖地では9月中旬〜10月中旬ごろに播きます。寒地は春播きとします。

育苗箱に清潔な用土を入れて播くか、ピートバンに播きます。覆土は2mm程度にします。本葉が3〜4枚のころにポットや小鉢に植え替えて、苗を育てます。

ディアスキアの花

植え付け

タネから育てた場合は、ポットに根が回ったら花壇やプランターに定植します。

花壇に植えるときは、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり5〜6Lほど入れて、庭土とよく混ぜ合わせてから植えつけます。

秋や春先に園芸店に苗が出てきますので、これを購入して植えつけると簡単に育てられます。種苗会社のカタログにもよく載っています。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土などを使います。

株間

20〜30pほどにします。

植え場所・置き場所

日当たりのよいところを好みますが、夏の強光線を避けられるところが最適です。耐陰性があり、半日陰のところでもよく咲いてくれます。

日常の管理

花が終わったら、花径を切り取ります。また、梅雨前に10cmほど残して切り戻しをします。

適切に管理すれば新しい芽が出て秋に再び花が咲くので、長く楽しむことができます。

植え替えは9月下旬〜10月上旬に行います。繁殖は、タネから育てるほか、挿し芽や株分けで増やすことができます。

冬の管理

耐寒性は比較的強いですが、秋に花壇に植えつけたときは霜除けをした方が安心です。

ディアスキアの花

プランターなどに植えた株は、霜に当てないようにします。

肥料

花壇に植えつけるときは、化成肥料を1u当たり50gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜて植えつけます。

また、花期が長いので、生育期間中は、株の様子を見ながら定期的に追肥します。

鉢やプランターで育てるときは、市販の培養土に元肥が入っていますので、定期的に追肥をしていきます。

病気・害虫

夏にハダニがつくことがあります。

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