ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウの花
写真 ツルニチニチソウ
撮影時期 2006.4.30
撮影場所 とっとり花回廊にて

科名

キョウチクトウ科

属名

ツルニチニチソウ属

学名

Vinca major

園芸分類

宿根草

別名

ビンカ、ツルギキョウ

原産地

地中海沿岸地方

主な用途

庭植え

花期

3〜5月

【ツルニチニチソウについて】

ツルニチニチソウは、南ヨーロッパから小アジアの地中海沿岸地方が原産のキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の宿根草です。その名前のとおり長いつるが伸びて、春に淡紫色花が咲きます。この仲間に、茎や葉が小さいヒメツルニチニチソウ(V. minor)があります。

寒さに強く、性質も極めて丈夫で栽培しやすい宿根草で、土手などにもたくさん生えていて、野生化している光景を目にすることがあります。光沢のある葉もなかなかきれいですが、園芸的には斑入りの品種がよく栽培されています。

【栽培メモ】

斑入りの品種を庭植えにしていますが、在来種は香南市野市町周辺では野生化しているほどですので、斑入りの品種も同様に生育は旺盛です。

【育て方は下へ ↓ 】

【ツルニチニチソウの概要】

草丈

株元からほふくして茎が伸びていきます。

花は径4〜5pほどでの淡紫色です。

ツルニチニチソウの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐暑性、耐寒性があり、丈夫で繁殖力旺盛です。本来常緑ですが、寒冷地では半落葉になります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Vinca・・・・・この植物の古ラテン名に由来し、vincire(縛る、結ぶ)が語源です。

major・・・・・「より大きい」

minor・・・・・「より小さい」

【主な種類と品種】

ツルニチニチソウには、次のような仲間があります。

覆輪ツルニチニチソウ

葉の縁に黄色の斑がある品種です。

ヒメツルニチニチソウ

花径が約2cmと小ぶりの品種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 生育が旺盛なので、鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えます。

植え付け

3〜4月又は9月下旬〜10月中旬頃が植えつけの適期です。プランターでも栽培できないことはありませんが、ツルが伸びるだけに庭植えに向いています。

プランターで育てる場合は、ヒメツルニチニチソウを径の大きな浅底の丸形プランターに植えて育てると、管理がしやすくなります。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ツルニチニチソウの花

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところが適していますが、半日陰地でもよく育ちます。

斑入りの品種は、むしろ半日陰が適しています。

プランターも日当たりもしくは半日陰に置いて育てます。

株間

30cmほどにします。

植え替え

生育が旺盛なので、鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えます。

日常の管理

乾燥には強いので、プランターに植えた場合は過湿にならないよう注意します。土の表面が乾いてから水やりします。

つるが伸びすぎたら、適宜、切り戻してやります。

ふやし方

株分けで容易に殖やすことができます。

肥料

多肥にするとツル伸びすぎて花付きが悪くなります。花壇に植えた場合は、ほとんど肥料は必要ありません。

プランターで育てる場合は、植えつけ、植え替え時に緩効性の肥料を少な目に与える程度にします。

病気・害虫

カイガラムシがつくことがあります。

栽培のポイント

※ 生育が旺盛なので、鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えます。

植え付け

4月又は9月下旬〜10月中旬頃が植えつけの適期です。プランターでも栽培できないことはありませんが、ツルが伸びるだけに庭植えに向いています。

プランターで育てる場合は、ヒメツルニチニチソウを径の大きな浅底のボールプランターに植えて育てると、管理がしやすくなります。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。通常よりも深植えにします。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところがよいですが、半日陰地でもよく育ちます。

斑入りの品種は、むしろ半日陰が適しています。

プランターも日当たりもしくは半日陰に置いて育てます。

株間

30cmほどにします。

植え替え

生育が旺盛なので、鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えます。

日常の管理

乾燥には強いので、プランターに植えた場合は過湿にならないよう注意します。土の表面が乾いてから水やりします。

つるが伸びすぎたら、適宜、切り戻してやります。

ふやし方

株分けで容易に殖やすことができます。

肥料

多肥にするとツル伸びすぎて花付きが悪くなります。花壇に植えた場合は、ほとんど肥料は必要ありません。

プランターで育てる場合は、植えつけ、植え替え時に緩効性の肥料を少な目に与える程度にします。

病気・害虫

カイガラムシがつくことがあります。

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