ツルボ(蔓穂) Scilla scilloides

ツルボの花
写真 ツルボ
撮影時期 2016.9.21
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ユリ科
シラー属
(ツルボ属)

園芸分類

秋(春)植え球根

別名

サンダイガサ(参内傘)

原産地

日本全土

用途

庭植え、鉢植え

花期

9月〜10月

【ツルボについて】

ツルボは、秋の彼岸のころに土手などでに咲いている身近な草花です。野草の図鑑に載ってはいますが、園芸としてはほとんど取り上げられていません。

シラー・ペルビアナの和名をオオツルボと言いますが、ツルボもシラーの仲間で、栽培品種と比較しても、さほど見劣りしない美しい花が咲きます。

ツルボの球根はデンプン質が多いことから、昔、飢饉の時などには食糧にもなったそうです。

ツルボは春に葉が出てきますが、花を咲かせることなく夏には枯れてしまいます。そして、9月になって葉が出てきますが、この時期に花穂も出てきます。

【花の特徴と性質】

草丈

10〜20cmほどになります。

葉の間から20〜30cmほどの花茎が伸びて、淡いピンクの花が穂状に咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

学名の説明

Scilla・・・・・カイソウ(海葱)を意味するラテン語に由来します。

scilloides・・・・・「シラー属に似た」

【主な種類と品種】

シラーの仲間はこちらをご覧ください。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

3〜4月か9月に植えつけます。土手でたくさん咲いましたので、2〜3株ていねいに掘り上げて鉢に植えつけましたが、丈夫に育っています。

鉢植えの用土

市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ツルボの花

植え場所・置き場所

日当たりのよいところで栽培しますが、半日陰でも特に問題はありません。

日常の管理

株が込み合ってきたら、3〜4月に分球して株分けします。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

ふやし方

植え替えのときに分球して増やすことができます。

肥料

肥料は特に必要ではありませんが、鉢植えの場合は、春と花後に置肥します。

病気・害虫

特にはありません。

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