タリクトラム・デラバイ Thalictrum delavayi

タリクトラム・デラバイの花
写真 タリクトラム・デラバイ
撮影時期 2018.6.16
栽培状況 鉢植え
科名・属名

キンポウケ科
カラマツソウ属

園芸分類

宿根草

別名

オオシキンカラマツ

原産地

中国

用途

庭植え、鉢植え

花期

6月

【タリクトラム・デラバイについて】

タリクトラム・デラバイは、キンポウケ科カラマツソウ属の宿根草で、別名をオオシキンカラマツと言います。本州の中部地方には、シキンカラマツ(T. rochebrunianum)が自生していますが、本種は中国原産です。

強靭さとは無縁の繊細な印象の花で、なんとなくはかなげな雰囲気を持っています。

栽培したところでは、香南市野市町のような暖地でうまく育つか不安でしたが、意外とよく育ち、花が咲き出しました。問題は夏の暑さですが、結果は追って記載します。

【特徴と性質】

タリクトラム・デラバイの花

草丈

1mほどになります。

淡い紫色の小さな花が下向きにたくさん咲きます。花弁のように見えるのはガクです。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、耐暑性やや弱く夏の高温多湿が苦手です。

学名の説明

Thalictrum・・・・・ギリシャ語で thaliktron(緑の草)に由来するギリシャの植物名が語源です。

delavayi・・・・・・イエズス会の宣教師で植物学者の Pierre Jean Marie Delavayに因みます。

【主な種類と品種】

基本種のほかに白花があります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

園芸店やホームセンターなどで見かけることが少ないので、種苗会社のカタログなどで注文する方が早道です。植えつけの時期としては、9月下旬〜10月、又は3月下旬〜4月ごろが適しています。

苗を庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。6号程度の鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

市販の山野草培養土又は鹿沼土、腐葉土(バーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

タリクトラム・デラバイの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、午後、日陰になるところが適しています。夏の西日が当たるようなところは避けた方が賢明です。

鉢やプランターは、秋から春にかけては日当たりのよいところに、夏は半日蔭か明るい日陰に置きます。

植え替え

庭植えの場合は、3〜4年したら株分けを兼ねて植え替えます。関東以西の暖地の場合は、大株になると夏に蒸れて枯れることがあります。

鉢植えの場合は、毎年、もしくは2年に1回を目安に植え替えをします。いずれの場合も、時期は、春は芽が出る前、秋は9月下旬〜10月中旬ごろが適期です。

日常の管理

鉢に植えた場合は、水切れに注意します。

春になると草丈がよく伸び、開花時期になると風で倒れやすくなりますので、その場合は支柱を立てます。下の写真は、支柱を立てるのが遅れ、株が傾いてしまいました。

冬の管理

耐寒性が強いので、戸外で冬を越します。

夏の管理

夏の高温多湿を嫌いますので、鉢植えは、風通しのよい明るい日陰に置きます。

肥料

植え付け、植え替え時に緩効性の肥料を与えます。鉢やプランターに植えた場合は、春と秋に2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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