セイシカ

セイシカの花
写真 中国セイシカ
撮影時期 2012.4.23
栽培状況 庭植え

科名・属名

ツツジ科
ツツジ属

園芸分類

半常緑中木

別名

(特にはありません)

原産地

石垣島、西表島、中国、台湾

用途

鉢植え、庭植え

花期

3〜4月

【セイシカについて】

セイシカは、石垣島、西表島、中国、台湾などが原産のツツジ科ツツジ属の常緑中木です。ただし、無霜地域以外では半常緑になります。単にセイシカと言えば、石垣島、西表島に自生している種類を指します。

奄美大島に分布するアマミセイシカは、セイシカの変種とされています。また、中国原産の中国セイシカも栽培されています。そのほか、実生などにより育成された品種も流通しています。

セイシカは、自生地からしてもツツジ属の中では耐寒性がそれほど強くないことから庭植えできる地域は限られ、関東以西の暖地でないと厳しいようです。

【栽培メモ】

庭植えの場合は、その年の冬の寒さにもよりますが、葉がかなり落ちるものの、なんとか冬を越しています。軒下に置いている鉢植えは、あまり葉が落ちませんが、葉に生気がなくなります。

【セイシカの概要】

セイシカの花

樹高

2〜3mにはなるとされていますが、生育が比較的ゆっくりですので、枝がどんどん伸びて困るということはありません。

【主な種類と品種】を参照してください。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

ツツジ属の中ではやや耐寒性が弱いですが、関東以西の暖地では庭植えができるとされています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

(関東以西の温暖地では)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Rhododendron latoucheae

学名の説明

Rhododendron・・・・・・ギリシャ語の rhodon(バラ)+ dendron(樹木)が語源です。

latoucheae・・・・・(※ 不詳)

【主な種類と品種】

セイシカ

単にセイシカと言えば、石垣島、西表島に自生している種類を指します。花茎7〜8pの淡い桃色の花が咲きます。

ウエキセイシカ

西表島のセイシカからの選抜品種で香りのよいラベンダーピンクの花が咲きます。

アマミセイシカ
var. amamiense

奄美大島に自生するセイシカの変種です。花径4〜5pの白花が咲きます。

中国セイシカ

中国雲南省に自生するセイシカで、白花が咲きます。

'秋月'

セイシカと中国セイシカの交雑種とされていて、白花が咲きます。(写真:下)

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 庭植えにする場合、1〜2年は鉢植えで育ててから定植した方がよく根付いてくれます。

植え付け

通常、春に植えつけます。関東以西の暖地の場合は庭植えもできますが、寒さの厳しいところは鉢植えになります。

庭植えにする場合、ポット苗を購入したときは、いきなり庭植えにするよりも、1〜2年は鉢植えで育て、根を十分に張らせてから定植した方がよく根付いてくれます。

植える際は、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付けた後で支柱を立て、株がぐらつかないようにします。鉢植えも同様で、購入した株も根が十分にが張っていないことが多く、支柱をしておかないと株が倒れてしまうことがあります。

セイシカの花

鉢植えの用土

鹿沼土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などに植え付けます。

植え場所・置き場所

庭植えの場合は、日当たりがよく、北風が当たらない場所が適しています。

鉢植えも日当たりのよい場所に置いて育てます。

植え替え

鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、株分けをするか、もう少し古い土を落として植え替えます。

剪定

生育が比較的ゆっくりで、枝もそれほど大きく伸びませんのであまり剪定の必要はありません。放任しておいても、自然によい樹形をつくります。

大きくなりすぎた場合は、花後に剪定をします。

冬の管理

耐寒性がそれほど強くないので、鉢植えは軒下の霜の当たらない場所に置くようにします。

庭植えの株は、根の周りをマルチングしてやります。

肥料

冬に寒肥を与え、花後と秋に追肥として緩効性の化成肥料を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。